2013.09/26 [Thu]
RLPO/Petrenko - ショスタコーヴィチ:交響曲13番
Thursday 26 September 2013 7:30 pm @Liverpool Philharmonic Hall
Stravinsky Symphonies of Wind Instruments (1947 version)
Tchaikovsky Serenade for Strings
Shostakovich Symphony No.13 ‘Babi Yar'
Vasily Petrenko conductor
Alexander Vinogradov bass
Male voices of the Royal Liverpool Philharmonic Choir and Huddersfield Choral Society
マンチェスターに引越してから初めてのリヴァプール、てか今シーズン初オケの音楽会がRLPOとは。電車で1時間弱でいけるのですが、普段あまり外に出ないせいか何だかまだマンチェスターにいる気がしなくて変な感じ。。電車賃も10ポンドくらいで、前に住んでたところからロンドンに行くのより安いし近い感覚。こんなでリヴァプールにいけるとは!
ヴァシリーのショスタコCDのサイクルはあとこの13番だけのはず(4番出たばかりだし、14番はこの前録音してるはずなので)。しかもバビヤール。前半は管と弦と、という変わったプログラム。懐かしのチャイコの弦セレ。
一生懸命弾いてるのがいい。といっても最初の方は何だかざらっとした音だな(失礼)なんて思って聴いてたのですが、2楽章でポルタメント出てきてお客さんにも受けたりで段々楽しくなってきた。指揮は要所でかなりオケに任せっきり(これまた失礼)みたいなところもありましたが、最後の方まで抑えてたダイナミクスの盛り上がり。
休憩後は待望のバビヤール。ソリストはいつの間にか代わってて、5月に聴いた「死者の歌」のかわいらしい顔のバリトンでした。顔に似合わず声量もかなりあり表情も豊か。指揮者と合唱との協調が印象的。勿論一番目の「バビヤール」のアンネフランクのところも良かったのだけど、それからずっと続く緊張感。前回聴いたPO/アシュケナージの時とは違ったものすごい緊張感。合唱も良かった。聴衆も大満足だったよう。
それにしても前回の「死者の歌」の後にこれが聴けるとは何とも贅沢。これでショスタコサイクルも終わりかあと思うとちょっと寂しい気もしますが、まだまだライヴでも聴き続けたい。というかやってくれるでしょうねえ。
帰りの電車の時間が微妙で、帰宅したら12時近くになってしまいましたが、こんなすぐ行けるのならちょくちょく行きたいと思います。
Stravinsky Symphonies of Wind Instruments (1947 version)
Tchaikovsky Serenade for Strings
Shostakovich Symphony No.13 ‘Babi Yar'
Vasily Petrenko conductor
Alexander Vinogradov bass
Male voices of the Royal Liverpool Philharmonic Choir and Huddersfield Choral Society
マンチェスターに引越してから初めてのリヴァプール、てか今シーズン初オケの音楽会がRLPOとは。電車で1時間弱でいけるのですが、普段あまり外に出ないせいか何だかまだマンチェスターにいる気がしなくて変な感じ。。電車賃も10ポンドくらいで、前に住んでたところからロンドンに行くのより安いし近い感覚。こんなでリヴァプールにいけるとは!
ヴァシリーのショスタコCDのサイクルはあとこの13番だけのはず(4番出たばかりだし、14番はこの前録音してるはずなので)。しかもバビヤール。前半は管と弦と、という変わったプログラム。懐かしのチャイコの弦セレ。
一生懸命弾いてるのがいい。といっても最初の方は何だかざらっとした音だな(失礼)なんて思って聴いてたのですが、2楽章でポルタメント出てきてお客さんにも受けたりで段々楽しくなってきた。指揮は要所でかなりオケに任せっきり(これまた失礼)みたいなところもありましたが、最後の方まで抑えてたダイナミクスの盛り上がり。
休憩後は待望のバビヤール。ソリストはいつの間にか代わってて、5月に聴いた「死者の歌」のかわいらしい顔のバリトンでした。顔に似合わず声量もかなりあり表情も豊か。指揮者と合唱との協調が印象的。勿論一番目の「バビヤール」のアンネフランクのところも良かったのだけど、それからずっと続く緊張感。前回聴いたPO/アシュケナージの時とは違ったものすごい緊張感。合唱も良かった。聴衆も大満足だったよう。
それにしても前回の「死者の歌」の後にこれが聴けるとは何とも贅沢。これでショスタコサイクルも終わりかあと思うとちょっと寂しい気もしますが、まだまだライヴでも聴き続けたい。というかやってくれるでしょうねえ。
帰りの電車の時間が微妙で、帰宅したら12時近くになってしまいましたが、こんなすぐ行けるのならちょくちょく行きたいと思います。
5月の14番の時に書き込ませて頂こうと思ったのですが、ためらっているうちに月日が流れてしまい…
まさか13番まで彼が歌うとは思ってませんでしたが、今度こそ勇気を出して…と思いまして。素敵なレビューをありがとうございます。
ペトレンコさんと彼は、5月の14番でご一緒させて頂く前に数回一緒に仕事をしてまして、私が(ネットラジオで)聴いた昨年3月のデンマーク放送交響楽団とのラフマニノフ「鐘」が初めてだったんですが、
その時の二人のケミストリーがすごく良かったので、その後ペトレンコさんにも注目し始めました。
ナクソスからのショスタコ全集も少しずつ聴いています。音がはっきり、目に見えるような(という表現も変ですが)構築、素晴らしいと思います。
私はオペラ、声楽寄りの聞き手ですので、オペラでもぜひ聴いてみたいです。
リヴァプールでの公演は、ネットラジオでは放送がないようですし、CDが出るのを本当に楽しみにしています。
ライブ音源をそのままCD化するのかと思っていたんですが、録音セッションも行っているのですね。実演で2つともお聴きになられていて、羨ましい限りです。
ペトレンコさん、来年3月に来日なさる際にはぜひ聴きに行きたいと思っています。今後もこちらで動向をチェックさせて頂きますね!
長々と失礼致しました。出来ましたら、今後ともどうぞ、宜しくお願いします。