*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

RLPO/V.ぺトレンコ/ワトキンス - Pärt、Turnage、ショスタコーヴィチ

Thu 7Feb, 2013 19.30- @Liverpool Philharmonic Hall

Pärt Cantus in Memoriam Benjamin Britten
Mark-Anthony Turnage Cello Concerto (UK Premiere)
Shostakovich Symphony No.4

Vasily Petrenko conductor
Paul Watkins cello


ヴァシリーがショスタコ4番をやるというので、今シーズン初めてリヴァプールまで行ってきました。が寒い。それに寝不足で頭ぼーっとしてるし偏頭痛だし。

今日はなぜかおとといに続いてまたTurnageですが、同じ日にまたLSO/ハーディングで世界初演の作品をやるとかで、Turnageはそっちに行っている模様。まあこっちはUK初演で、その他の国ではやってるわけで。しかもワトキンスのために書かれた曲なのでもう何度も聴いてるんでしょうし。同じ日に世界初演にUK初演とはTurnage人気?そうそう今日はマイクが入ってました。タコ4CD録音かな~と思ってたんですが。

最初のペルトの曲はベルと弦楽のために書かれたブリテン追悼の曲。ベルはいつものパーカスの場所、一番後ろの段の上左端にいてちょっと離れている。シェーンベルクの12音音楽に影響されたらしくそんな感じの曲。マイナーのスケールがロングトーンでずーっと鳴らされ、ベルとストリングスは長い長いクレッシェンド。ベルも、こんないろんな音が出るんですね。まあ音階はないですが。すごくシンプルな音楽なのに最後は厚い音。最後ベルで終わりますが、最後音が消えるまで待たないで拍手がきちゃったのがあららでしたが(まるでずっと前のラフマニノフのシンフォニックダンスみたい)。

Turnageはチェロコンチェルトも書いてるんですね。ワトキンスは聴くのは初めて。名前は勿論よく聴くので、たまたま買ったDeliusのチェロコンチェルトのソリストがこの人で、何て美しい音(まあ曲が美しいのもありますが)と思って聴いてみたかったのですが、たまたま今日のソリストが彼だったと知ったのがつい最近のこと(汗)。まあ何てラッキー。

70年生まれと若いのを知ったときは驚きましたが、だって50すぎだと思ってたんですもん。写真見てもそんな貫禄だし。BBC Young Musicianの出身なんですね。Nashアンサンブルのメンバーだし、指揮もするんですねえ。っとそんな年齢の印象で見た本物は、あれ、いつも見る写真よりさらに老けて見える(失礼)。っていうか顔が老けてるわけじゃないんですが、体型のせいですかね。見てると歌いながら弾くタイプなんですね。歌ってるわけじゃないですが、口が動いてるというか唸ってる。って、私ステージ中央、目の前の席なので、そんなことも気になっちゃうわけで。でも音と技術は素晴らしいです。途中から、何か動物に似てるなっと思ってたんですが、ああそう、パンダ!ってまた超失礼ですが、ええと、演奏は本当に素晴らしかったです。とにかくうまい。技術安定してるし安心して聴けるし、音もソフトで美しいし。ステージには指揮台の前に席が用意してあって、何かと思ってたらホルンの人がそこに。5楽章構成で、ホルン3楽章まで休みで、4楽章がチェロとのソリ。ホルンはすごく微妙でしたが。各楽章に変化があって楽しめました。ワトキンスのチェロも堪能できてよかった。今度はNashアンサンブル聴きたい。

s-DSC01411.jpg

さてメインのショスタコですが、これまた大編成な曲ですね。7番みたい。実演で聴くのは初めてなんですが、これもすごい曲ですね。長いし、何せ編成がそんななのでCDでは感じられない迫力。あちこちで滑稽というか皮肉というかそんなフレーズが結構出てくるし、痛烈というか強烈というか。電車なんかでMP3プレイヤーで聞いてると、ダイナミクスの幅が広いのでボリューム調節が大変。それがライブで聴くと余計に感じられる。最初からvlnがりがり鳴らしてるし。特に今日はとにかく音の鋭さ。エッジの効いた音。1楽章のストリングスのフーガの部分で、ヴァシリー腕を縦に振り下ろしての指揮。かとするとばらばらになりそうな部分ですがさすがの統率力。いつも思うんですが、このオケ(失礼ながら)個人のレベルはあまり高いとは言えなそうですが、纏まるとすごい力が出る。今日も多少危ない箇所もなきにしもあらずでしたが、ものすごいダイナミクスが働いてた。それにダイナミクスの幅。徹底した弱音と、爆音とまでは行かないけどフォルテの充実度。3楽章のTbお見事。ヴァシリーも最初に立たせてました。CDになるのを待つばかりです。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

Calendar

09 | 2017/10 | 11
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新記事

月別アーカイブ

右サイドメニュー

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。