*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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フィルハーモニア管/マゼール/レーピン - プロコフィエフ:ロミオとジュリエットより、VC2番、チャイコフスキー:交響曲6番

Saturday 8 December 2012 19.30- @Royal Festival Hall

Sergey Prokofiev: Montagues and Capulets from Romeo and Juliet
Sergey Prokofiev: Romeo at Juliet's Tomb from Romeo and Juliet
Sergey Prokofiev: The Death of Tybalt from Romeo and Juliet
Sergey Prokofiev: Violin Concerto No.2 in G minor, Op.63
Peter Ilyich Tchaikovsky: Symphony No.6 (Pathétique)

Philharmonia Orchestra
Lorin Maazel conductor
Vadim Repin violin


RFH
ホール前にはチョコレートマーケット!

この日は朝から用事のためマンチェスター往復し、しかも風邪っぽくて喉と頭痛いし。でもマゼールなので絶対行かねば!ということで気合入れて。RFHの裏のクリスマスマーケットに寄ろうと思ってたけど、時間も気力もないし、と思ってたら、なんとホール前のマーケットでは「チョコレートフェスティヴァル」のマーケットが!チョコ好きの私としては寄らないわけにはいきません。というわけで、ホットチョコレート飲んで復活。

s-DSC01296.jpg
飲んだチョコレート。よく見かける店Hotel Chocolatのものでした。美味しかったです~。

マゼール聴くのは去年のフィルハーモニアのマーラーチクルス以来。今日はクワイヤ席です。リーダーはハヴェロンさん。最初のロミジュリから大盛り上がり。今回は3曲ですが、最初からいつもと違うオケの鳴り。まるでLSOみたい(失礼(-_-;)。FlとかFgとかClとか木管精鋭だし、弦もよく鳴ってる。比較的ゆったりとしたテンポから引き出されるダイナミックな演奏。前回この曲聴いたのはプロムスでマルッキでしたが、そのかっこいい指揮と演奏とはちょっと違う、ダイナミックなんだけどシンプル。かつ引き締まってて壮大な低弦とブラスの鳴り。それにパーカスと、何と言ってもまたティンパニのスミスさんの音。まあクワイヤ席にいたので余計にそう感じたのかもしれませんが。

レーピンを聴くのは久しぶりで2010年以来。記録を見ると私はロンドンでは4回聴いてるようです。オケは全部フィルハーモニアで、シベリウスが2回、あとメンデルスゾーンとラロでした。4月にもフィルハーモニアと共演予定があり、曲はブルッフ、指揮が山田和樹さん。もうすぐ日本にも行くんですね。

レーピン、まだ若いのに(71年生まれ)頭真っ白になっててびっくり。レーピン、私には曲によって印象が全く違うんですが、今日はプロコフィエフ2番。今回思った、というか意外だったのは、レーピンがオケと強調しながら、各パートの方を見ながら一緒に弾いてたこと。何か記憶とちょっと違う(-_-;)。ここ最近ヴァイオリンを聴く機会が続いてますが、レーピンっていうとやっぱり特別ですからね。期待してしまいます。数箇所音程やら運弓が気になった箇所がありましたが、何よりオケとの協調性というか合い具合。合ってない様で合っているという微妙さ(-_-;)。3楽章速かった。拍手もわりとすぐ止み、アンコールはなしでした。私としては普通(?)に良かった、という印象。。1曲目に圧倒された後だったせいかもしれません。

休憩後はメインの悲愴。この曲、子供の頃から聴いてる懐かしい曲だし、ロンドンでも一番聴いた回数が多い曲なんじゃないかと思うほど本当に演奏される機会が多い。でも何度聴いてもいい曲です。マゼールは暗譜でした。私にとっては、マゼールというと遅い、長い、という印象ですが(-_-;)、1楽章からテンポ普通だったので意外。2楽章なんか速くてびっくり。さらっと進むように見えて時折(第一主題のリピート前とか)かけるritなんかが絶妙。3楽章も速いのかな?と思ったら2楽章と違ってゆったり、インテンポで進む。しかし、おぉ~っというところで効いてるスパイス。こういうのが出てくると私は一人でこんな(^o^)顔になってました。時々拍を取る指揮の手を休め、はい!、って合図するしぐさ。そんな風に全体的にはインテンポでゆったり、突き進むこともなく終わった3楽章ですが、予想通り(というか)聴衆からは拍手が。拍手が出るような盛り上がりでもなかったと思いますが。しかもそれ長く続く。うるさいよーと思いながら、やっと終わった拍手の後の4楽章。やられました。そんな風にそれまで淡々と進んできた音楽に対し、4楽章での歌い。美しいというよりはやはり壮大、ダイナミックで、ここでも引き出されるオケの鳴り。強調したいことのわかるテンポの揺らしとダイナミクスの幅。最後のベースも、静かに終わるというよりは大きいままで音が消えるまでの静寂。素晴らしい悲愴でした。冒頭の一音目がちょっと残念でしたが、やっぱりAmyさんのFgすばらし。勿論Timpのスミスさんも。また1楽章のクラの弱音が、私にとってのこの曲の思い出、追憶という感じで美しかった。

マゼールは来週も登場して、やはりロシアンプロ。トリフォノフとプロコPC2番。メインがスクリャービンの法悦の詩(日本でもやった曲なんですね、これ)。The rockもあるし楽しみです。これまた盛りだくさんのプログラムです。

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プロフィール

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Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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