*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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BBCフィル/バヴゼ/ノセダ - ヴェルディ、プロコフィエフ:ピアノ協奏曲1&4、カゼッラ

Saturday 03 November 2012, 7.30pm @The Bridgewater Hall

VERDI Sicilian Vespers, Overture
PROKOFIEV Piano Concertos Nos. 4 and 1
CASELLA Symphony No. 3

Gianandrea Noseda conductor
Jean-Efflam Bavouzet piano


BWH
夜のBWH(汗)

バヴゼがプロコフィエフを弾くというのでマンチェスターまで行ってきました。これはBBCフィルのシーズンプログラムが発表になってすぐ取った(夏前)のですが、あっという間にこんな時期(11月)になってしまいました。早いです。バヴゼがブリッジウォーターホールで弾くのは初めて?のよう。ノセダとBBCフィルとはバルトークのCDを出してますね。今日はマイクがあり、録音してるのかーと思ったらBBC Radio3で11/25午後2時(GMT)に放送されるようです。

当日朝起きたら強烈な偏頭痛。よくなるのですが、でもこれは絶対行かねば!ということで頑張っていってきました。片道3.5時間。しかもマンチェスターはものすごく寒かった~。

ノセダは相変わらずのダイナミックな指揮で、ヴェルディもまさにイタリアオペラの序曲!という感じの幅広いダイナミクスと表現。1曲目から聴衆かなりの盛り上がり。といっても客席はかなりがらがらでしたが。まあ大きいホールなのでね。。

バヴゼは今日はネクタイなしの白シャツに燕尾服。また髪が伸びてきて寝癖っぽい(^-^;)。気になったのが両手の指に2箇所ずつくらい絆創膏をしている。4番は左手なので、右手の絆創膏のみが見えたので右手だけかと思ったら、左手にも。4番、冒頭からソロとオケが合ってるのか合ってないのかよくわからないような曲ですが(-_-;)、バヴゼ、最初からかなり飛ばしている。しっかしバヴゼは左手の音量もすごいですね。この曲、3楽章最後で盛り上がって終わりかと思ったら、4楽章がまた1楽章と同じように始まる不思議な曲ですが、案の定3楽章が終わるとちらほらと拍手が(^-^;)。バヴゼ、4楽章の最後のスケールになると右手の人差し指を立て、最後の1音だけ右手で弾いてました(案の定聴衆には受けてた)。

休憩後はまたバヴゼのプロコの1番から。これもかなり速いテンポでした。最後の部分はバヴゼがあまりに速いので完全に先行っちゃっててオケと合わせるのが難しそうなくらい。やっぱりバヴゼは表現のヴァリエーションを無限に持ってるのでそれが魅力です。プロコフィエフ特有のユーモアと滑稽さ、それに美しさ、そして力強さ。バヴゼの持っている魅力が十分すぎるほど楽しめる演奏でした。私が前の方で聴いてたせいもありますが、途中、オケの伴奏が聴こえないほどの音量だったり(^▽^)。で途中の美しい部分はもーほんと透明で繊細で。いやー大満足。やっぱりこれを聴きたかったんだなぁと。偏頭痛をおしてわざわざ来た甲斐がありました。

しかし、ドビュッシーもハイドンもラヴェルもバルトークもプロコフィエフも、こんな風にすべて弾きこなせるなんて、ほんとすごいピアニストですわ~。プロコフィエフなんて、(私が勝手に思ってるだけですが)そんな表現のヴァリエーションがなければいまひとつの演奏になってしまいそうですが、バヴゼだからこそ実現できるこの演奏。また後日ラジオで聴くのが楽しみです。

最後のカゼッラは初めて聴きます。今年N響とやったのは2番のようですね。ノセダはカゼッラのCDも出してて力を入れてるようで、私の中ではカゼッラといえばノセダみたいな。3番、一応NaxosのMLで聴いてきましたが、全体を通してずっと盛り上がってる曲という印象。2楽章は静かですが、でもずっと絶え間なく流れている音楽。3楽章のスケルツォがまるでショスタコーヴィチかマーラーみたい(後で知ったのですがマーラーに強く影響を受けた作曲家のようですね)。あとは急に不協和音が出てきたり、4楽章の最後の方、静かになったと思ったらまた急に盛り上がったり。ブラスは楽しそうです。私にとってライヴ聴くまでは「?」な曲でしたが、ノセダの指揮ではかなり楽しめました。4楽章のマーチ圧巻だし、全体としてのメリハリと纏まりと推進力。それにしても、ホールのせいもあるかもしれませんがBBCフィル巧いです。1st vlnはリーダーがかなり頑張っててほとんどリーダーの音しか聴こえないような印象ですが(汗)、木管も良いし。

ノセダは小さいスコアを使ってましたが、そのためか、めくったページが浮いてしまうのでそれを左手で押さえるのが私は気になり。なんせ動きが大きく左手も使うので、ぺージ、大丈夫かな?と思って最後の方にはこっちの集中力が落ちてきてしまいました(汗)。それにしても、全身を使うノセダの指揮を見てると、指揮者は体力勝負だなと改めて。しゃがんだり伸びたり。そう思うとほんと89歳で現役のスクロヴァさんってほんとすごいわーと改めて思いました(^^)。

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Comment

バヴゼ充~ 

うらやましい~

バヴゼに充ち足りてますね~

しかしマンチェスターってそんなに遠いんですか。。。
3.5時間。。。(゜д゜)


カセッラの交響曲って『3番』があるんですか、へぇ~。

ノセダが振らないと日本では聴けないかしら。
珍曲専門の大阪交響楽団は、大編成ものはあまりやらないし。
  • posted by アンジロー(・∀・) 
  • URL 
  • 2012.11/04 22:13分 
  • [Edit]
  • [Res]

アンジローさん 

コメントありがとうございます(^^)。でも私今後は予定なしです。バヴゼ。今度はいつ聴けるのやら。。マンチェスターは最寄り駅からの直通電車では結構時間がかかるのですが、ロンドンからだともっと速く(2時間で)行けます。

カゼッラの3番は最近まで演奏されてなかったみたいです。「珍曲専門」って(^^;)。。
  • posted by feliz 
  • URL 
  • 2012.11/04 22:23分 
  • [Edit]
  • [Res]

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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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