*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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ロンドンフィル/テツラフ/ヴァンスカ - ニールセン、ドヴォルザーク、ラフマニノフ

Friday 2 November 2012, 19.30- @Royal Festival Hall

Carl Nielsen: Pan and Syrinx, Op.49
Antonin Dvorák: Violin Concerto
Sergey Rachmaninov: Symphony No.3

London Philharmonic Orchestra
Osmo Vänskä conductor
Christian Tetzlaff violin


テツラフ/ヴァンスカの2日目。ドヴォルザークとラフ3です。あらまあ今日も客席はがっらがら。どうしたことでしょう。

最初のパンとシリンクスはギリシャ神話に基づいた交響詩。冒頭と最後のチェロの悲しげなソロがパンを象徴してるのかなと思いますが、そのソロがどうも乾いた感じで私の好みとはちょっと違いました(個人的な好みです、すみません)。1日目に聴いたLPOではチェロは良かったのですが(プリンシパルは同じ女性)。バックグラウンドの木管などはとても叙情的で、オケは統一感もあり(ずれそうでずれない?汗)わかりやすい演奏でした。前回も書いたようにニールセンは私にはなじみのない作曲家ですが、少しでもその作品に触れられたことはヴァンスカのおかげです。

ドヴォルザーク、なんせテツラフですから、この曲はぴったりなのでは、と思ってたら予想以上でした。モーツァルトでは何だか違和感というか変わったモーツァルトだな、と思いましたが、ドヴォルザークはそれとは全く違う表現で(当たり前ですか)、これまたぶったまげです。楽器が壊れるんじゃ?と思うほどの弾きぶりで、ものすごい強い音。ちょっときついかな?と思う反面、テツラフだからこれくらいやってもいいんです。ぴしっと一貫して筋の通っている説得力。何と言っても様々な表現のヴァリエーション。次は何が出てくるのか?というエキサイティングな演奏。あちこちで突っ走り、オケを完全に置いてきぼりにしてたりしましたが。2楽章も美しい。音が美しいというよりはその歌いと語り掛け。3楽章のダンスでは本当に踊っている。何と言っても、そこまでやるか?の幅広い表現。圧倒的な熱演。3楽章のコーダからも突っ走り畳み掛けるような圧巻のフィナーレ。ここまでやってしまうヴァイオリニストは他にはいないかなぁ。

アンコールはきっとバッハ!と思ってたらその通りで、パルティータ3番のガヴォットをやってくれました。これまた楽しい、クリエイティブなバッハで、ものすごい濃い内容ですが、その中にもしっかり2声の弾き分け。この前のリサイタルを思い出してちょっと感傷的になってしまいました。

ラフマニノフ3番、ヴァンスカはLPOでCDも出しててお得意なんですね。私はこの曲はヴァシリー(ぺトレンコ)が去年CDを出して以来よく聴いてる曲ですが、そればかり聴いてるせいかどうも私のイメージとはちょっと違いました。比較してはいけないと思いますが、1楽章の歌いがちょっと違和感があったり、この前のシベリウスとは違って何だかざらっとした印象。。実はこの曲ライヴで聴くのは初めてで、チェレスタがあるんだーとか(汗)、録音だけを聴いてると聴こえないパートが聴こえたりとかいろんな発見がありました。3楽章のコーダから最後に向けての迫力がすごかったです。まあそういう曲なんですが(汗)。まあこれは全く私の個人的な印象です。そういえば今日は、ホルン(LSO)とかフルート(BBCSO)とか、他のオケからゲストプレイヤーが結構来てたみたいです。
--
ところで最近私はプログラムを買わないようにしており(高いし、溜まってくると山のようになってきてすごいんですよね。ってすでに山になってますが(爆)、LPOのプログラムはホームページで見られるし。。なんて思ってたら、なぜか見られなくなってました。あら。フィルハーモニアはこのターム分が1冊になったものを買ってしまったのでまあいいんですが、LPOは一回ずつ3ポンド?ほどするのでここのところ買ってないんですが、今後はHPでは見られなくなったのかなあ??

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feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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