*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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ロンドンフィル/テツラフ/ヴァンスカ - シベリウス、モーツァルト、ニールセン

Wednesday 31 October 2012 19.30- @Royal Festival Hall

Jean Sibelius: Symphony No.3
Wolfgang Amadeus Mozart: Violin Concerto No.3 in G, K.216
Carl Nielsen: Symphony No.6 (Sinfonia semplice)

London Philharmonic Orchestra
Osmo Vänskä conductor
Christian Tetzlaff violin


ヴァンスカ/テツラフのロンドンでの2回公演の1日目。ヴァンスカのシベリウスが聴けるということで楽しみにしていました。3番はあまり演奏される機会ないのでしょうか。私はライヴで聴くのは初めて。さすがヴァンスカのシベリウスでした。ヴァンスカの指揮は独特で、見ていると音楽的というより感覚的。指揮台の隅から隅まで移動して、しかも太極拳のようなしなやかで柔軟な動きによるダイナミックな指揮というのもありますが、まるでオケに話しかけてるかのようなおしゃべりな指揮。そんな風に各パートへの指示は細かくても、全体としての統一感と流れ。2楽章のワルツは全く拍を取らず、そのままの流れに従って振っている。厚い弦楽器の音、特にチェロが印象的。木管も暖かい音で全体としての統一感。寒色系の水彩絵の具の中にも何段階もある色彩感で、でもホルンがパーンと入ってくるとそこでぱーっと広がる鮮やかな色。聴衆も気に入ったようでした。

テツラフのモーツァルト、実はやはりこれが目当てだったわけですが、いやはや、これは今まで聴いたモーツァルトのコンチェルトの中でも一番個性的なものでした。1楽章のTuttiは一緒に弾いてましたが、それを聴いてるだけでもあれっ?と思ってしまう特異さ。ソロ始まると、その最初の数小節の中で驚くほどの表現。冒頭をこんな風に弾く人は初めてだぞーと思ってたら、もうとにかくやりまくり。演歌調というかこぶしはきかせるし、フレージングも、ほんとにモーツァルト?って思うほどの自由さ。さすがテツラフなので崩れはしないですが、もう何だか私の中ではわけがわからず、あっけに取られてぽかーんという感じ。飛んだりはねたり。まあ弾く姿勢も、爪先立ったりして踊っているようですが、しっかしまあ独特でした。テツラフでモーツァルト3番というのは大昔プロムスで聴いたことがあるようですが、ほとんど記憶にないくらいの印象で、はて、こんなんだったっけ?と。。そうそう、テツラフは髪を短く切ってさっぱりしており、眼鏡はなしでした。

休憩後のニールセンはこれまた初めて聴きます。そもそもニールセンといえば4番くらいしか知らず、私にはほとんどなじみのない作曲家ですが、この6番は嘲笑とユーモアの曲。冒頭や最後のグロッケンとか、Tbのグリッサンドとかチューバのソロとか、4楽章の少数の楽器でのヴァリエーションとか結構楽しめます。合わせるのが大変そうな曲ですがオケは比較的揃ってるし、各楽器のソロも素晴らしいし、ヴァンスカもよく統率してて演奏は良かったのですが、でも私にはまだニールセンという作曲家の魅了はよくわからないです(汗)。
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でまた余談ですが、演奏会早く終わったのでやたっ!と思ってたらまた電車でトラブルが。パディントンで乗った電車が故障のためなかなか動かず遅れ、しかもこの日は最近の駅前の渋滞を避けるために違う駅に車を停めており、そのパディントンからの電車が遅れたために車を停めてた駅までの電車が終わってしまっており(-_-;)、駅からタクシーに乗るはめに。。しかも駅ついたら土砂降り。タクシーにわりとすぐ乗れたのでよかったのですが、全く予想外のトラブルにはまってしまい。いつもながらついてない(泣)。しかし凄い雨でした。ロンドンでは全く降ってなかったのに。

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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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