*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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ファウスト/ケラス/メルニコフ - ハイドン、ドヴォルザーク ピアノ三重奏

Monday 29 October 2012, 1:00pm @Wigmore Hall

Radio3 Lunchtime Concert

Haydn: Piano Trio in D HXV:24
Dvořák: Piano Trio in F minor Op. 65

Isabelle Faust violin
Jean-Guihen Queyras cello
Alexander Melnikov piano


冬時間になりました。相変わらず寒いですが、朝は晴れてたので暖かく感じました。と思ってたらすぐ雲が出てきて雨に。少しでも晴れると太陽のありがたみを感じる今日この頃です(^^)。

さて、今日のこれはメルニコフが目当てでしたが、会員優先予約でずっと前に取っていたためすっかり忘れていて(忘れていたわけではないけど)、昨日まで(爆!)、確かメルニコフとファウストのリサイタルだっけ?と思い込んでたら、あらま、ピアノトリオじゃん、しかもプログラムがハイドンとドヴォルザーク、しかも、Dumky Trioと並んで私の好きなFminor!ということに気づいたのでした(汗)。さすが、トップアーティストによるトリオのためか、平日昼間なのにリターンに長い列ができてて立ち見の人も結構いました。

5月にエルサレムQとのシューマンを聴いてその美音に魅了されたメルニコフですが、今日の席はピアノから一番遠い右ブロック。あらま、メルニコフ全く見えないじゃん、と思ってたら、何とまあ今日はこっちの席でよかったわ~という結果になりました。なぜかは以下で。。ちなみにメルニコフはこの前と同じ学ラン風の詰襟のジャケットで、今日は眼鏡なしでした。

ファウストはむかーし聴いたことがあるんですが、あまり記憶にないんですよね。それに録音でバッハを聴いた限りでは私の好みとはちょっと違う?あと音がどうも素朴という印象が。でも人気なんですね。ケラスは初めて聴きます。

ハイドンとドヴォルザークなんて、まさに私のひいきのピアノトリオ、Vienna Piano Trioのプログラムみたい。関係ない話になりますが、最近Vienna P Trioのヴァイオリニストが交代してしまったらしく、私はえらくがっかりしていました。しかもとっても若いお兄ちゃん。ウォルフガングのヴァイオリンはもう聴けないのかあ。。と、今日はこのプログラムじゃ(関係ないけど)そんなしんみりした気分になってしまうかも。なんて思ってました。

しかし演奏始まると全くこの3人の世界でそんなことなんてすっかり忘れてました。ハイドンは弦2人のロングトーンでの美しいノンヴィラートや、メルニコフの幅広い音色が楽しめました。私は以前はそんな印象だったファウストですが、高音は透明でのびのびと美しいし、何より3人のアンサンブルが抜群。でも3人を引っ張っているというかうまく統制しているのはメルニコフかなあなんて印象もありました。

しかし今日は何と言ってもドヴォルザーク。この曲1楽章が好きで、冒頭の物悲しい主題と、その後のドラマチックな展開。で、最初から聴衆が引き込まれてるのがわかる。ものすごい集中力でした。ファウストもメルニコフもかなりの音量が出るので、その1楽章のドラマにも圧倒されましたが、何といっても今日一番印象的だったのはケラス!こんな美しい音を出すチェリストがいたのかと。1楽章の第2主題のソロとか、アダージョ冒頭のソロとか、もう涙もんでしたよ。私が好きなチェリストの誰の音とも違う、とにかく音が美しいし歌いがすごい。途中からはもうケラスの音ばっかり聴いてましたが(汗)。女性のファンが多そうですね。ということで、今日は右ブロックで良かったわ~(^▽^)という結果になりました。やっぱり、まだ聴いてない(汗)アルカントQを聴きに行かなくては!12月にはコンチェルトとリサイタルで日本に行くようですね。良いなあ~。

3人のバランスも良く、3人ともチェンバーで活躍しているだけのことはあって、互いに聴き合いながら作り出される絶妙なアンサンブル。リハの時間も少ないだろうにこれだけの演奏を聴かせるというのはさすがです。私にとってはファウストはやはり素朴な音(汗)という印象は変わらず、でも高音は美しいし、2人としっかり音色も表現も合っているし、室内楽では良いなあと思いました(「室内楽では」って(汗)。

聴衆の熱狂的な拍手鳴りやまず、アンコールはシューマンPトリオ2番の3楽章。アンコール曲紹介には、最後までアンコール曲の準備をしながら立ってたメルニコフが(え、僕が紹介するの?)みたいな雰囲気の中「シューマン」と書いてある楽譜の表紙を見せながら紹介(笑)。このアンコールは、メルニコフのこの前のシューマンを思い出させるものでした。ソフトで透明でそれでいて深い音。トップアーティスト3人の共演によって作り出される最高の音楽に浸れた至福の時間でした(^▽^)。

Queyras
おっとメル吉くんが見えない(-_-;)

Melnikov

11/4までBBC Radio3のオンデマンドで聴けます。

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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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