*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Prom 75: ウィーンフィル/ハイティンク – ハイドン:交響曲104番「ロンドン」、R.シュトラウス:アルプス交響曲

Friday 7 September, 2012 7.30pm @Royal Albert Hall

Prom 75: Vienna Philharmonic Orchestra – Haydn & R. Strauss

Haydn
Symphony No. 104 in D major, 'London'
R. Strauss
An Alpine Symphony

Vienna Philharmonic Orchestra
Bernard Haitink conductor


Alpine
アルペン始まる前。サンダーマシーンとかサンダーシートとかオルガンとか。


さて、私にとって今年最後のプロムス。今年行ったのはRAHでは11個でした。あと室内楽が2つ。最後がウィーンフィル/ハイティンクのアルペンなんて、なんて締めくくりにふさわしいんでしょう。

ハイドンはvln4デスクの小編成。アレグロになってもわりとゆったり。大げさにならず、重くならず、vlnの青空のように澄んだ音が印象的。とにかく美しいハイドンでした。私はサークル席のステージ寄り2列目でしたが、前のおっきなおじさんが前の手すりに寄っかかってて、ハイティンクとオケが見えないよーでした(-_-;)。
--
後半はお待ちかねのアルペン、この曲、シモンボリバル/ドゥダメルのリハ見学のときにも書きましたが、学生オケの時にやった懐かしい大好きな曲です。しかも、楽器を続けてる学生オケの仲間が来年演奏するらしく、私の中ではかなり大盛り上がり。今日はウィーンフィル/ハイティンクで聴けるとは!ハイティンクのアルペンといえば、LSOのライヴレコーディングのCDを持ってます。演奏は良いのですが録音があんまり。。しかもホルンのバンダがほとんど聴こえず、あの部分ではほとんど無音状態(-_-;)。

大編成です。ハイドンではvln4デスクだったのが倍の8デスクになってました。ハープ2台はパーカスの前に台の上に上がってるし、でもパーカスは思ったよりこじんまり?ってあのシモンボリバルと比べれば、ですが。

実はライヴをちゃんと聴くのは今日が初めてだったりします。アルペン。今日は何だか涙あり笑いあり(?)、でいろいろなことがあってmixedな印象の演奏でした。いいところもあり、あら?の箇所もあり、といった感じで。

ハイティンクのテンポ設定は全体的にゆったり。低音の鳴りがやっぱりすごい。cbとかtbとかチューバとか。私はそっち側のサークルに座ってたので特に。そして前日と同じくvlnの爽やかでぴしっと揃った、しかも厚く暖かい音。弱音の美しいこと。キュッヒルさんたち(たちって(-_-;)のソロも素晴らしいし、特に今日はClとかObとか、木管が光ってました。ブラスも勿論良かったのですが、アインザッツのばらつきとかブラスのソロでのミスとか、特に前半は気のせいか事故が多く、あれ?の印象。。あとオケ全体でのずれが感じられた箇所が結構ありました。

しかし全体の構成がよくわかるダイナミックな演奏。そんなわけで、私はこの曲かなりの思い出(思い入れ)があるので、いろんなことを思い出すのと、この曲のすばらしさと、ウィーンフィルの音と、ハイティンクの音楽の持っていき方とで、「頂点」のあたりではもう涙が出っぱなし。こんなのは私だけでしょうが。「嵐」もかなりゆったりテンポで、あれ、こんなんだっけ?という感じでしたが、最後の雷の部分まで抑えてたんでしょう。でその「嵐」ですが、私が高いところの席にいたせいか、最上段のパーカス(ばちで叩くシンバル(名称が(-_-;)とかウィンドマシーンの音がかなり突出して聴こえてしまい、なんだか私の中では笑いまで。。だってウィンドマシーンの音がやけに高くてヒューヒュー言ってるんですもん。こんな音だっけ?しかも目立って聴こえてしまうし。それにオルガンが入ってくるとvlnの音も聴こえなくなるし。そして「雷」ではもう1つのサンダーシートまで登場し、大きいのと小さいの2つでやってました。この辺に来ると最後まで抑えてたんだなというのがわかりました。ふー。

その後の「日没」も「エピローグ」もよかったのだけど、私としてはやっぱり「頂上」「Vision」あたりかな、一番心に響いたのは。夜に始まって夜に終わるこの曲、ほんと低音の鳴りがすごいし美しいし、この広い会場で聴くとまた格別にこの曲の壮大さが感じられて良かった。でも私としては前日のブルックナーの方がよかったかなあ。。ちなみに今日はバンダは上の方にいたようで、せんせー、やっぱりよく聴こえませーん。でした。あんなものかしら?

アンコールにはシュトラウスIIの「春の声」をやってくれました。これまた美しくて軽快で、まさにウィーンフィルのサウンド。いやーすごいサービスで大満足!

Haitink


というわけで、(私の)プロムスの最後を締めくくるにふさわしい夜でした。今年は通ったなあ、わりと。早くも来年が楽しみだ。ハイティンクは次回は私は2月のLSOかな。あとウィーンフィルは4月にRFHで、指揮がMTT。

余談ですが、早く終わったので早く帰れるぞと思ったらチューブ止まってる。遠回りしてパディントン行くはめになり、結局いつもと同じ時間に帰宅。やれやれ。やっぱり最後まで電車にはついてなかった orz。

同じコンサートをお聴きになったMiklosさんのご感想はこちら

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Comment

 

こんばんは。私は、ウィーンフィルらしいウィーンフィルを聴いたなあ、という感想でした。バンダはまさに舞台裏、コーラス席の下あたりに多分いたんじゃないですかね。出番が終わったらすぐに舞台に入ってきてましたから、バルコニーじゃありませんでした。私の席からはちゃんと聴こえましたよ(つっても、席そんなに離れてなかったですよねえ)。

私はオケやってたと言っても高校の部活止まりなので、目一杯がんばってもせいぜいチャイコフスキーが限度でした。アルプスみたいな大曲をやったことがある、と聴くだけで、凄ーくうらやましく思います。
  • posted by Miklos 
  • URL 
  • 2012.09/08 21:06分 
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Miklosさん 

コメントありがとうございます。
バンダ、そうなんですか。席に戻ってきてたのも全く気づきませんでした(ステージの端が見えない席だったので)。聴こえなかったのは私の耳が悪いせいでしょう!

アルペンは大学のオケではなく大学連合(?)のオケでたまたまそういう機会がありました。思えばとても恵まれてたなあと思います。
  • posted by feliz 
  • URL 
  • 2012.09/08 22:08分 
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
  • posted by 職歴書 
  • URL 
  • 2012.10/24 11:35分 
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職歴書さん 

ご訪問ありがとうございました。
  • posted by feliz2 
  • URL 
  • 2012.10/26 10:29分 
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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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