*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Prom 73: ウィーンフィル/ペライア/ハイティンク – ベートーヴェン:ピアノ協奏曲4番、ブルックナー:交響曲9番

Thursday 6 September, 2012 7.00pm @Royal Albert Hall

Prom 73: Vienna Philharmonic Orchestra – Beethoven & Bruckner

Beethoven
Piano Concerto No. 4 in G major
Bruckner
Symphony No. 9 in D minor

Murray Perahia piano
Vienna Philharmonic Orchestra
Bernard Haitink conductor


私のプロムスもこれ含めてあと2回となりました。ハイティンクはウィーンフィルの指揮は今日で115回目とのこと(!)。今日のコンマスはキュッヒルさん。

今日はブルックナー9番。って、またブルックナー。最近、ハイティンクは違うオケでブルックナーを聴いてて、RCOとの5番LSOとの7番でした。前回のLSOとの7番がちょっと私にはうーん、だったので、今日も実はどうかなと思ってたのです。ハイティンクのブルックナーは、RCOとの9番も持ってますが、わりと普通だし。。

と思ってたらこれは素晴らしい演奏でした。何より壮大な1楽章。ものすごい弱音の弦のトレモロで始まり、ブラスが入るとすでに壮大な音楽。そして予想とは違ってかなりゆったりテンポ。ハイティンクのCDでは23分くらいですが多分28分くらいありました。ジュリーニと同じくらい?それが却ってこの曲の壮大さを強調していた。そして何よりウィーンフィルの音!弦は暖かい音で、弱音は徹底して美しく、vlnのスルGは厚い音。そして2楽章のダダダンダンダンのvlnはオールダウンボウで長めの音、次の下降形はオールアップボウ。こういうのをやる指揮者なのかーと正直驚きました。3楽章のホルンとワーグナーチューバの美しいこと。ワーグナーチューバの低音のハーモニー、教会のオルガンの響き。天国的な美しさ。

全体としては、歌いあり、弱音の美しいこと。鳴らすところは鳴らし、オケの立体的な響き。ブラスがかなり後ろの方にいるので遠いなと思ってたのですが、広大なホールではそんなことも気にならない壮大な鳴り。そしてそんな力強さとともに、美しい音楽に何度も涙が出そうになりました。私はブルックナーでは8番が好きなのですが、今更ですが9番もやはり深い壮大な音楽なのだなと改めて思いました。

Horns
ホルンとワーグナーチューバのみなさん

前後しましたが前半のベトベン4番のコンチェルト、ペライアはライヴで聴くのは初めてでしたが、非常に真面目というかきっちり、でも決して退屈ではなくてベトベンにふさわしい堅実な演奏。最初の方こそ何だかちょっと木管とずれてるような違和感がありましたが、そのうちそんなことも気にならなくなり、何よりまあオケ伴奏の素晴らしいこと。3楽章最後のカデンツも、いろんな人がいろんな風に弾きますが、わりと普通でしたが最後の方アッチェレで畳み掛けるようにオケに渡しました。ハイティンクとの相性はいい感じでした。そういえば私、このコンビ/RCOとのベトベン4番の古いレコーディングを持ってました。プログラムにあったけど25年前の録音?

Haitink&Perahia

ウィーンフィルはほんとにいろんな音のヴァリエーションもあり、何より弦の暖かい音が印象的。華やかさや光のさすような明るい音や、何と言ってもブラスが光っている。先週のベルリンフィルとはまた全く違う世界一流のオケの音を堪能した幸せな夜でした(^▽^)。

来年3月の来日もブルックナー9番なんですね。オケは違いますが、きっと素晴らしい演奏になると思います。

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王道の真ん真ん中 ペライア、ハイティンク、ウィーンフィル ベートーヴェン&ブルックナー

6.9.2012 @royal albert hall beethoven: piano concerto no. 4 bruckner: symphony no. 9 murray perahia (pf) bernard haitink / vienna phiharmonic orchestra クラシック音楽会で随一のたれ目といったらペライアさん。実は

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Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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