*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Prom 71: セントルイス響/テツラフ/ロバートソン - ブラームス、ベートーヴェン、シェーンベルク、ガーシュイン

Tuesday 4 September, 2012 7.30pm @Royal Albert Hall

Prom 71: St Louis Symphony

Brahms
Tragic Overture
Beethoven
Violin Concerto in D major
Schoenberg
Five Orchestral Pieces, Op. 16
Gershwin
An American in Paris

Christian Tetzlaff violin
St Louis Symphony
David Robertson conductor


今日は勿論テツラフを聴くのが目的ですが、ちょうどTwitterで、シェーンベルクのこの作品16の初演が100年前の前日(9/3)であったと教えていただきました。しかもプロムスにて、指揮がヘンリーウッドだったとのこと。ステージの後ろで見守ってますよ。銅像ですが。何でも、ホルストの「惑星」やウェーベルンの「5つの管弦楽のための作品」の元になった曲だとか。こりゃ、後半も心して聴かなきゃ。と思ったのですが、なんせプログラムが。。よく見たら、なんだこりゃ(失礼)という、まあ、幕の内弁当みたいな(例えが悪いな)。やっぱりご飯はベトベンですかね(え、ご飯がメインかい?って(-_-;)。。)

ロバートソン、この人はプロムスによく登場しますが、去年のプロムスでBBCSOで第九を聴いた時の印象がよくなく(-_-;)、それを引きずってるもんですから。すみません。今日も何だかその印象をいつまでも引きずってる感想になってしまってます。。セントルイス響は今回プロムスデビュー。ロバートソンは同オケの音楽監督です。

今日の席は、いつも取るクワイヤがチケット予約の時点でいっぱいで取れず、珍しくちょっと値段の高いストール席。ステージを見てちょい左側、時計の針8時くらいの位置でまあ悪くはかなったのですが、ブラームス、なんかオケがずれてる?真ん中ではない席のせいか?と思ってたのですが。バランスも、ブラス(特にホルン)が突出して聴こえたり(ホルン左側にいたせいですか)、何より、ストリングスの音が薄い感じ。そして全体の演奏ですが、どうも(失礼)平坦でカラーもエキサイトメントもなく何だか長いなあと。。前回聴いたのがフィッシャー/ブダペスト祝祭だったもんで余計に。。

気を取り直してベトベンです。これを聴きに来たのですから。もー今日もすっかりノックアウトですよ。こんなベトベン聴いたことありません。この曲、こんな風にも弾けるのねぇ。何より音色の多彩さ。アップボウで弱音でソロ入るとあっという間に楽器を鳴らし、無駄な音がひとつもないというか、一音一音の内容の濃いこと。そして何と言っても高音の弱音の美しいこと。こんなに美しい音を出せる人なんだなあ。私はいつもあの太くでかい音と男らしい表現にばかり気を取られてしまいますが、今夜はすっかりあの弱音の透明な美音にノックアウトでした。そして3楽章などのリズミカルな部分の演奏の巧みなこと。前回聴いたのは4月のLSOとのシマノフスキでしたが、あの艶やかな演奏とはまた違い、いや、その美しさはそのままに、また聴衆に話しかけるように、歌うように、この曲の思わぬ魅力を見せられた演奏でした。カデンツは、ベトベンが書いたピアノ版のものをテツラフがアレンジしたもののようです。1楽章のカデンツ後半はティンパニと一緒に。これはリズミカルで楽しかった。3楽章の最後のカデンツはかなりテクニカルなものでした。冒頭からオケの伴奏わりとテンポ速いなと思ってましたが、テツラフはその上を行ってて1楽章、3楽章の一部はかなり1人で突っ走ってました(-_-;)。伴奏もブラームスとは違って(-_-;)、ダイナミクスもあり、まとまっててよい感じでした。

Tetzlaff
今日も眼鏡なしでした

聴衆も熱狂してました。そんなですっかり魂抜かれてたところにとどめのアンコール。バッハ来るかな?と思ったらその通り、ソナタ3番のアレグロでしたが、これまたやられました。何だこの人は、ほんと何者?特にライヴでは何が出てくるかわからない。いつまでも聴いていたいバッハでした。再来週にバッハ無伴奏リサイタルがありますが、こんなバッハ2時間も聴いてたら腰が抜けるんじゃないかと。

休憩後の後半、シェーンベルクはそんなわけで重要な作品だと聞いたので、出かける前に聴いてたのですが、何度聴いてももやもやしててどうも。。注目は3曲目のようです。これはブラスも華やかで印象に残る演奏でした。チェロのソロもよかった。ブラームスで持ったようなばらけた印象もありませんでした。。

最後のガーシュイン、昔ブラスバンドにいた時聴いた懐かしい曲です。この曲楽しいのですが、今日はあれれ??私の好みとは違いました。あれ、スィングは?というかなんか重いというか。ブラスは頑張ってましたがちょっと大変そうでミスもあり。。でも聴衆は大変気に入ったようでした。曲終わると家が遠い私はさっさと出てしまいましたが、アンコールはキャンディード序曲だったようです。

とまあ、またまた変な感想になってしまいすみません(-_-;)。第一印象はなかなか変わらないという頑固な性格なのでした(汗)。

同じコンサートをお聴きになったMiklosさんのご感想はこちら

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

Calendar

10 | 2017/11 | 12
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最新記事

月別アーカイブ

右サイドメニュー

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。