*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Proms Chamber Music 4: Pike, Altstaedt, Levit - ドビュッシー、ラヴェル

Monday 6 August, 2012 1.00pm @Cadogan Hall

Proms Chamber Music 4: Debussy & Ravel

Debussy: Violin Sonata
Debussy: Cello Sonata
Ravel: Piano Trio in A minor

Jennifer Pike violin
Igor Levit piano
Nicolas Altstaedt cello


(関係ありませんが)なんと今度の日曜の「らららクラシック」はドビュッシー特集、しかもバヴゼが登場するっていうじゃありませんか!その日曜(12日)の朝にはBSプレミアムで6月のN響とのバルトークが放送される予定だし、日曜は朝も夜もバヴゼ祭りだ(^o^)ということで一人で朝から盛り上がってました。勿論私は観られるわけではありませんが。。orz

ということで(違)今日はドビュッシーを聴いてきました。プロムスでは月曜のランチタイムにカドガンホールで室内楽のシリーズをやっていますが、私はこれが今年初めてのPCMです。ジェニファー・パイクは名前は知ってますが聴くのは初めて。チェリストとピアニストは知らない人です(-_-;)。でもプログラムによると、チェリストのアルトシュテットは今年10月にセンチュリー交響楽団と共演の予定があるようですね。ピアニストとチェリストは、これがプロムスデビューだそうです。

ジェニファー・パイクはまだ22歳、BBC Young Musicianで有名になったヴァイオリニストです。ドビュッシー、1楽章から独特のフレージング。通常は流れるように長めのフレージングで弾くようなところも、終わりの音短めにしたりと独特。驚きの連続。でもこの曲の持つ美しい旋律が生きた表情豊かな音楽。それがとっても新鮮で、次はどんなかな?と全く飽きない。G線の深い音と伸びのあるきれいな高音。そしてピアニストも様々な音色と幅広いダイナミクスでセンスあふれる非常に音楽的な伴奏。新鮮なドビュッシーでした。

次のチェロソナタも非常に印象的。冒頭からはっとさせられる音色。そして何よりダイナミクスが幅広くてすごく音が大きい。チェロの低音の太い音とピアノの低音のアンサンブルは暗い海の底、そしてそこから徐々に水面に上がってくる、日の光の輝き。きらきらした水面。ピチカートの音一つ一つにもカラーがあるし、この曲の持つ様々な要素があますことなく表現され、表情豊かな演奏。最後は圧倒的な終わり方で聴衆も大盛り上がり。

最後のラヴェルのピアノトリオ、この曲大好きです。冒頭のピアノに乗って入ってくるヴァイオリンとチェロのユニゾン。すごく繊細な音楽かと思ったらすぐに雰囲気変わって盛り上がる激しい音楽だったり。この曲、前回聴いたのは11月、私の気に入りのVienna Piano Trioの演奏でしたが、それとは全く違うラヴェル。Vienna Piano Trioの演奏、時々派手というか、ちょっとやりすぎじゃない?なんて思ったりもしますが(だからこそ特にライヴではエキティングではあるんですが)、今回の若い3人はとても自然な表現。冒頭のピアノから歌ってる。決して急がずゆったりした音楽。最初こそ、どうも表現がちぐはぐ?3人ともソリストだからな、なんて思ってたりもしましたが、音楽が進むにつれ纏まってきていい感じ。3人の間のダイナミクスが働いてきて独特の世界。特にチェリスト、2楽章の最後での圧倒的なダイナミクス。聴衆が引き込まれてるのがわかりました。3楽章のフレージングがまた独特で、何だかちょっと息が短いかな、なんて思ってもいたのですが、全体で一貫したフレージングには説得力がありました。やっぱりこの曲はいいなあ(^▽^)。

私は今日はギャラリー(2階)の一番後ろで聴いてたのですが、3人とも十分な音量でした。ベンチ席なので背中がちょい痛くなりましたが(-_-;)、大満足のフレンチミュージックのチェンバーコンサートでした。プログラムも私の好きな曲ばかりでよかった(^_^)。それにこのカドガンの室内楽プロムスでは、楽章間で拍手が起こらないのがいいですね(-_-;)。

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Comment

 

わたしもこれ聴きに行きたかったんです〜。
ジェニファー・パイクさんってニュウ・ジェネレイション・アーティストでプロモートされていたとき、リサイタルやオーケストラとの共演で結構出てたと思うのだけど、ひとつも聴けなかったから。どんな人なんだろうって気になっているんです。
なかなか良さげですね。フレージングに特徴ありなんてますます聴いてみた〜い。
  • posted by つるびねった 
  • URL 
  • 2012.08/06 22:45分 
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  • [Res]

 

活躍してますよね。私も今回初めて聴きましたがなかなかよかったです。私の好きなタイプの演奏と音でした。
チェリストもイケメン系ではなかったけど(失礼な!爆)、素晴らしかったです。
  • posted by feliz 
  • URL 
  • 2012.08/07 10:35分 
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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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