*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Prom 54: ロイヤルリヴァプールフィル/V.ペトレンコ - デイヴィス、ディリーアス、ショスタコーヴィチ:交響曲10番

Thursday 23 August, 2012 7.30pm @Royal Albert Hall

Prom 54: Davies, Delius & Shostakovich

Sir Peter Maxwell Davies: Symphony No.9 (London Premiere)
Delius: Violin Concerto
Shostakovich: Symphony No. 10 in E minor

Tasmin Little violin
Vasily Petrenko conductor
Royal Liverpool Philharmonic Orchestra


今日はかなり疲れてて、しかも到着時間がぎりぎり。サウスケンジントンの駅から早歩きでようやく間に合いました。やれやれ。しかも、日本のみなさんは松本でのサイトウキネン/ハーディングのアルペンで盛り上がってるので、すぐ影響されてしまう私は頭の中がアルペン状態。今日はショスタコだっていうのに(-_-;)。

ほんと間に合ってよかったです。1曲目は25分ほどのPeter Maxwell Daviesの曲。この曲は今年リヴァプールでやったようですがロンドンでは初演。副題に、for orchestra and brass sextetとあり、見るとパーカスの後方、ステージの左手奥にTp3人、Tb2人とチューバが並んでます。女王に捧げられた曲ということで、とても楽しいものでした。曲は、ブラスの高音とパーカスで華やかに始まり、全体的にTpの高音が華やか。前半は突然その6人によるマーチが演奏されて違う雰囲気になったり、間にティンパニの合いの手やパーカス(マリンバやグロッケン)なんかも入って楽しい。それでも急に混沌としたり。終わりは静かで、統制された音楽。

Brass Sextet
ブラス六重奏特別部隊のみなさん

次のディリーアスのコンチェルトは初めて聴きます。タスミン・リトルは去年のプロムスでエルガーを演奏しておりTVで観たのですが、ほとんど動かないためか、どうも表現が平坦というか、その時はあまり印象が良くなかったのです。

曲は何だか1楽章はエルガーみたい。静かに入って内に向かう音楽というか。2楽章ではV.ウィリアムスの「ラークアセンディング」みたいな箇所もあり。リトルのヴァイオリンはしっかりした音で深い音も出るし、ディリーアスの音楽にに合っている。彼女のディリーアスのCDも評価高かったようですし、得意なんでしょうね。2楽章は草原を渡る風のように爽やか。2楽章が一番よかったかなあ。その後に出てくるダンスは、ちょっとオケとずれてたり(音程も?)という印象でしたが、全体としてはしっとり、歌のある演奏でした。何しろ曲を知らないのでこれ以上のコメントのしようがない(汗)。

さて、お楽しみのショスタコーヴィチですが、これ、同じものをリヴァプールで6月に聴きました。ショスタコを聴くためにわざわざリヴァプールに行ったのにまた聴くのもなんですが、今回も聴いてよかった。広いホールで聴くとまたあの時とは違って、そのスケールの大きい音楽作りがさらによくわかる演奏。1楽章はゆったり。冒頭のチェロバスの歌う深い音、さーっと出てくるvlnの旋律とか本当に印象的で、そしてその後の木管、特にクラの柔らかい音。Fgもいろんな音色だしホルンも見事。1楽章の急にピアノに落ちる美しさとか、2楽章の弦楽器の鋭い冒頭とか炸裂するティンパニとか、3楽章の美しい歌いなども6月のリヴァプールのときと同じでしたが、今日は1楽章のゆったりした歌いが美しく心に残りました。4楽章冒頭の歌いも美しかったー。そしてこの10番はCDの評価も高いし、この前もリヴァプールで演奏しているし、かなりの余裕が感じられました。4楽章の入りはアタッカでした。4楽章はやはり爆音で、最後盛り上がって終わると聴衆にも勿論大うけでスタンディングオヴェーションの人も結構いました。どんな風にも演奏できそうな曲ですが、一音一音、最後までコントロールされた音楽はそれはそれは美しかった。特に今回はクワイヤ席だったので、あの、クライマックスでも決して動きが派手に大きくならない、ぴしっとクールな指揮姿も堪能できました(^o^)。しかし、1楽章は25分くらいあり、全体で1時間近くかかってました。「レニングラード」も1.5時間近くかかってたもんなあ。

プログラムの広告にありましたが、ヴァシリーは10月にEMIから新譜を出すようです。内容はわかりませんでした。何だろ。ラフマニノフ2番とアレコのようですね。なぜか日本の方が情報早い。。

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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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