*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Prom 42: フィルハーモニア管/マルッキ/パワー - プロコフィエフ、Neuwirth、バルトーク

Monday 13 August, 2012 7.30pm– @Royal Albert Hall

Prom 42: Prokofiev, Neuwirth & Bartók

Prokofiev: Romeo and Juliet – Suite No.1
Olga Neuwirth: Remnants of Songs ... an Amphigony (UK Premiere)
Bartók: Concerto for Orchestra

Lawrence Power viola
Philharmonia Orchestra
Susanna Mälkki conductor


マルッキは2年前に日本でN響で聴きました。メインはベトベン5番で力強い指揮が印象的でした。今回もそれは変わらず。でも全体として非常に引き締まった、それでいてソフトな部分は本当に繊細で美しく心に残る演奏でした。

最初のプロコフィエフ、ホールに着くのが遅れたので最初の15分ほど聴けませんでした。曲が終わるまで30分くらい待ってるのかぁと思ったら、10分くらいしたら入れてくれました。さすがプロムス。今日はサークルで高いところなのでほとんど見えませんが、どうもリーダーの横にいるのはいわぶちさん?久々にお見かけしました。自分が撮った写真を見たらやはりそうだったようです。後で見たプログラムのメンバーリストにも書いてありました(今回は買わなかったのでRAHのサイトで確認)。

遅れて到着したせいか何だか今日は初めから落ち着きません。途中で盛大な拍手があったり、隣の青年は曲に乗って剣で戦うしぐさしてたり思い切り喋ってたり、アリーナでは倒れる人もいたし(汗)。しかし、聴こえてくるのはいつものフィルハーモニアにも増して何だかすごく弾き締まったサウンド。

次のNeuwirthのヴィオラコンチェルト、実はこれを聴きに来たのです。というかパワーがソリストというので来たのです。ローレンス・パワーは、現在はナッシュアンサンブルなど主に室内楽で活躍している若手。初めて聴いたのは、大昔、今井信子さんの代役でイングリッシュチェンバーオケとモーツァルトのシンフォニアコンチェルタンテを弾いたときですが、それ以来、相当の実力の持ち主だと認識していました。が、最近はなぜか聴く機会がなかったです。そうそう、2006年ごろのプロムスでもヴェンゲーロフとモーツァルト弾いてました。

編成は小さく、チェロが4デスクだったかな?曲はヴィオラソロのハーモニクスから始まる神秘的な雰囲気で、パーカスも活躍して何だか東洋的な雰囲気も。全体的ににぎやかな部分が多く、またソリストとパーカスや金管楽器のユニゾンなどもあり、何だかとってもわかりやすい(私には)。ソロパートはハーモニクスやスルポンやダブルストップや速いパッセージやハイポジなど、ありとあらゆる技巧を駆使した技巧的な部分もあり、さすが安定した技術を持つパワー。さらさらっと弾くも、あのヴィオラの音色!音色も幅広いしダイナミクスも、私サークル席にいたのにばーんとよく飛んでくる音。タメスティのしなやかでよく歌うヴィオラや、この前聴いた清水直子さんの艶やかな女性らしいヴィオラとはまた違う、男らしい骨太な、素直な太い音。さすがです。マルッキも現代曲が得意らしく、オケの伴奏もよく合っていました。今度はバルトークのコンチェルトとか聴いてみたいわー。

s-DSC00934.jpg

ちなみにこの曲は元々タメスティのために書かれたものらしく、プログラムにはタメちゃんの写真がでかでかと載っていました(^o^)。

メインのオケコン。マルッキは力強い指揮ですが、丁寧な音楽作りがよくわかる指揮。この曲は今日はエキサイティングというより心に染みる演奏でした。1楽章はたっぷり、序奏のチェロバスもよく歌うし、フルートのソロもゆったり。印象的だったのが静かな部分での繊細さと美しさ。特に2楽章でのオーボエとか、ホルンのハーモニーの美しいこと。オルガンのような響き。5楽章も速くても決して崩れず丁寧で繊細で、最後まできりっと引き締まった演奏。決して大胆すぎずダイナミックにもなりすぎず、非常に感情に訴える音楽でした。ただティンパニ(スミスさん)とパーカスの音がちょい私にはでかかった。彼らが最上段にいたせいか、私が上から聴いてたせいか?

今年はこれまでのプロムス、私が選んで行ったコンサートはどれも大当たり!という感じで非常に満足度高いです(^-^)。いつもはサークル席だとよく聴こえなかったりするのですが、なぜか今年はRAHもまあ良いかなと思うようになってます。

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上善如水 マルッキ、フィルハーモニア バルトーク「オーケストラのための協奏曲」

13.8.2012 @royal albert hall prokofiev: romeo and juliet, suite no. 1 olga neuwirth: remnants songs ... an amphigory bartók: concerto for orchestra lawrence power (va) susanna mälkki / po さて、わたしは、とっても哀しいこ

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Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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