*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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PROM 22: BBCフィル/ノセダ - マーラー:交響曲7番 他

Monday 30 July 2012 - 7:30 PM @Royal Albert Hall

PROM 22: MOZART / OLIVER KNUSSEN / MAHLER

Mozart: Don Giovanni – overture
Oliver Knussen: Symphony No. 2
Mahler: Symphony No. 7

Gillian Keith (soprano)
BBC Philharmonic
Gianandrea Noseda (conductor)


ノセダがマーラーを振るというので行ってきました。
ノセダは6月、LSOとのベートーヴェン5番を聴いたのですが、その力強い指揮とダイナミックさが気に入っていました。今回のチケットはそのLSOを聴く前に取ってましたが。BBCフィルは3月にマンチェスターで聴いています。その時も巧いなあと思ったのですが、もしかしてホールのせいかも?とも思ってましたが、今日聴いて、やっぱこのオケはいい!と思いました。

最初のモーツァルト、ダークな冒頭ですがわりとすらすらと進む。印象的なのが統制されたオケ。私の今日の席は上の方のサークル席でしたが、ものすごくクリアに聴こえる。序奏部分が終わると軽快。それでもぴしっと引き締まったオケの音は聴いててとても気持ちがいい。

次のKnussen、作品はよく演奏されBBCSOの指揮もしてるので名前は知ってましたが、作品聴くのは初めてかも。指揮者でもあり、何でも15歳で自作の曲でLSOを指揮したとか!この曲は18歳の時の作品で、TraklとPlathという人の詩が歌詞としてついてるソプラノ付き4楽章構成。

多分よく出来てる曲なんでしょうが、私にはさっぱり(汗)???ソプラノはよく通る声でした。オケは小編成で、1st vlnが3デスクくらい。1st vlnの後ろには、長い棒状のもの(スティック?弓?)で演奏するパーカッショニストがいましたが、私の席からは遠くて何の楽器だったのかわからず。十二音技法に基づいていると説明があったので、余計に私の理解の範疇を超えてたのでしょう。正直、余り記憶にありません(大汗)。眠りと、夢の中のイメージに基づいているらしく幻想的な曲でした。

休憩後はメインのマーラー。この曲実はライヴで聴くのは初めてかもしれません。しかも私にとってはマーラーの他のよりもなじみが薄い。注目のテナーホルン、素晴らしい音色で魅了されました。他のブラス、特にホルンも素晴らしい。1楽章冒頭、あの「運命」から予測してたのは速いテンポでがんがん突き進む、でしたが、そうではなくわりとゆったりと、ステディなテンポでした。何だか1楽章には暗さはないなと思ってたのですが、音を短くしたシンコペーションとか、徹底した弱音とか、何しろメリハリがあって爽快。様々な様相が展開し、めまぐるしく変わるこの展開が非常に魅力的。美しさと暗さと軽快さ。4楽章のセレナーデ、何だかユニークというか、かわいらしいというか、ちょっと変わった感じもしましたが、終わってみるとやはり追憶の青春の輝き。5楽章が圧倒的で、それまでの楽章にはなかった速めのテンポで最後まで続く緊張感と興奮。ストリングスのぴしっと引き締まった音。大きな編成なのに全体としてのバランスが非常に良い。

私はいつも、何かしら批判めいた聴き方をしてしまいがちなのですが、何だか今日はそんなことを一切思わない演奏でした。ブラスの高音の細かいミスとか、テンポ設定とかダイナミクスとか、そんなものも一切気にならず、完全に音楽に引き込まれる演奏でした。勿論曲の壮大さのせいもあると思いますが圧倒的な演奏でした。勿論、私はこの曲をよく理解してるわけでもないので、表面的な感想にすぎないかもしれません。しかも終わりよければすべてよし、的なところがある曲なので。

次回私がノセダを聴くのはやはりBBCフィルで11月、バヴゼとのプロコフィエフPC、メインはCasellaの交響曲3番。日本でもN響をよく指揮してるようですが、マーラーは振らないようなので、今回「夜の歌」を聴けたのは貴重な機会だったと思います。

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プロフィール

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Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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