*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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東響/スダーン/ホルツマイヤ/キム - マーラー「さすらう若人の歌」、リスト「ファウスト交響曲」

2012 7/21(土) 6:00pm @サントリーホール

東京交響楽団 第602回 定期演奏会《東響コーラス創立25周年記念①》

マーラー:歌曲集「さすらう若人の歌」*
リスト:ファウスト交響曲 S.108**

東京交響楽団
指揮:ユベール・スダーン
バリトン* = ヴォルフガング・ホルツマイア
テノール** = チャールズ・キム
男声合唱** = 東響コーラス


まさか日本滞在中に2度もサントリーホールに行くことになろうとは!この演奏会に行くことは予定してなかったのですが、数日前にチケット取りました。初めオンラインで座席指定のできるシステムで取ろうとしたら、選べる座席の数が異様に少なく、また数日たったらそれも表示されなくなってしまったので、結局オケの事務局に電話して取りました。この辺りのチケット発売のシステムは全くわかりません。オンラインで座席指定もできて簡単にチケットが取れるイギリスのシステムに慣れてしまってる身としては、電話で予約なんてまどろっこしくて仕方がない(-_-;)。日本ってえらく進んでるけど、このことに関しては結局私が大昔日本で使ってた電話での予約と何ら変わりがないのだなぁと。。

サントリーに向かう途中、思ってたのは、この感覚はまるでバービカンに向かってるようだなぁと。通常使うパディントン→サークル線のバービカン駅、というルートがまるで目黒→南北線で六本木一丁目。乗り換え駅からの乗車時間も、駅からホールへの短い距離も似てる。なんて。
--
今日は、座ってみたかったP席です。座った感じはまるでロイヤルフェスティバルホールのクワイヤ席ですが、RFHとは違って立派な椅子だし(RFHはベンチ)、RFHよりも前列とかなり段差があり、後方に座っても眺めがいい。それにホールの響きがいいのでふわーっと音が上がってきて、RFHみたいにばらばらに聴こえることがない。P席、すごくお得だしもしかして日本にいたらサントリーではいつもこの席かも、なんて(^▽^)。今日のコンマスはニキティンさん。

最初のマーラー、速めのテンポですらすらと流れる。クワイヤ席に座ってたせいもあるかもしれませんが、どうもソリストの声量が足りずこっちに届かない。あとは音程が。。ジェスチャーたっぷりで、表情はよく付いてたのかもしれませんが、どうも私にはピンとこず、オケともちぐはぐな印象。。でも青春の輝きと苦悩と春の爽やかさが感じられました。それはソリストの若々しさ(?)によるものかなぁ。

リストは1楽章、なんだかばらっとした印象で、指揮について来てない?という印象でしたが、曲が進むにつれそんなことも気にならなくなってきました。1楽章はファウストの野心と苦悩と英雄。屈折したテーマの曲なのもあるのでしょうが、何だか内に向かう音楽という感じ。でもリーダーのソロも味があるし、2楽章のストリングスのソリやアンサンブルも美しいし、Fg、金管のファンファーレも素晴らしい。時折きらっと光る味付けもあったり。この曲ヴィオラ大活躍!ソロの青木さんすばらし。3楽章もメリハリが効いてて聴かせる演奏。勢いとダイナミクスあり、低弦もよく鳴ってる。3楽章の最後で合唱とソリストが登場。合唱が始まると雰囲気がガラッと変わって壮大な音楽。(この合唱って女性賛美。ふふ。)ソリストも素晴らしくよく通る艶のある声。その宇宙的な音楽に圧倒されて涙が。。最後は鳴り止まない拍手で何度もカーテンコール。でもスタンディングオヴェーションってないんですね。日本だから?

正直この曲、CDで聴いててもそれほどの魅力を感じてなかったのですが(長いし)、こんないろんな要素が入った曲だったんだなぁと改めて思いました。まさか合唱とあのテノールで壮大な宇宙を感じるとは思ってませんでした。曲の魅力が十二分に引き出された見事な演奏でした。あの値段でこんな演奏を聴けるとは。P席のお得感を満喫しました(^▽^)。

(余談ですが、トイレに入ると「こちら奥が空いてます~」と案内する係の人がいたのにびっくり(@_@)。男性トイレの外で「壁に沿ってお並びください~」と言ってる係の人がいたのにも驚きましたが。。やっぱ日本ってすごい!)

Comment

東響サントリー定期(゜д゜) ウラヤマシィ… 

絶賛するものだから、翌日の川崎公演に行ってしまいました~

いつも寝ちゃうグレートヒェン楽章、に第2ヴァイオリンソロがあるだなんて全然知りませんでした…

神秘の合唱の最後の方にグレートヒェンの主題が出てくることも、昨日気づきました…

どれだけグレートヒェン楽章で寝てるか伝わりましたでしょうか(-_-)zzz


よい日本滞在&演奏会になったようで、都民を代表してホッとしてます( ^ω^)
  • posted by アンジロー(゜3゜)シ 
  • URL 
  • 2012.07/23 05:17分 
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  • [Res]

 

アンジローさんありがとうございます。返信遅くなりすみません。あっという間の日本滞在でした。

私は実演は初めてでしたが、ファウスト交響曲はここ数年毎年演奏されてたなんて、ほんと日本はすごいなぁと改めて思いました。2楽章もよかったですね。寝ないで聴いた甲斐がありましたって(^▽^)。
  • posted by feliz 
  • URL 
  • 2012.07/25 19:08分 
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feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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