*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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フィルハーモニア/サロネン - 'The Planets Live' - ホルスト「惑星」他

Sunday, 8 July, 2012 - 3.00pm @Royal Festival Hall

'The Planets Live'

Gustav Holst: The Planets
Joby Talbot: Worlds, Stars, Systems, Infinity (World premiere)

Philharmonia Orchestra
Esa-Pekka Salonen conductor
Paul Rissmann presenter
Philharmonia Voices


s-DSC00868.jpg
開演前。ステージはこんな感じ

フィルハーモニア今シーズン最後のロンドンでのコンサートは、Universe of Soundの一貫、ファミリー向けの「惑星」のライヴイベントです。このシリーズでは、「惑星」をテーマにして、サイエンスミュージアムでオケの中に入って演奏が体験できるデジタルインスタレーションや、ロイヤルフェスティバルホールにはスクリーンに映ったオケの指揮ができるPodが設置されてたりします。

今日は前半はプレゼンターによる、スクリーンも使った「惑星」の音楽面のプレゼンテーション、後半は「惑星」の通し演奏と、Talbot作曲の'Worlds, Stars, Systems, Infinity'の世界初演が行われました。ファミリー向けで、音楽の授業を受けてる感じ。POやLSOやLPOの子供向けのイベントには何度か行ったことがありますが、それよりももっと実際の音楽についての話でした。なので大人が観ても楽しめる内容になってました。多分。

サロネン、普通に登場すると「木星」を演奏。何かえらく速い木星だなと思いました。その後プレゼンターが登場し、ホルストについて、そして各楽章の音楽の内容について、拍子や旋律や、どの楽器がどんなことをやっているかなど、スクリーンに映し出されたスコアなどを使って説明。音楽用語も普通にかなり出てきてました(オスティナート、コレレーニョ、クロスリズムなど)。金星では楽器によって調が違うなど。2回ほどサロネンの話もありました。楽器の模範演奏もあり(スミスさんもマイク付けて喋ってた)、木星の2台ティンパニでの旋律を演奏してくれました。

後半は、前半に得た知識を元に「惑星」を通して聴いてみましょう、ということです。惑星の演奏自体は、私の席がいつも聴いてる席よりちょっとステージから遠かったせいか、ファミリーが多くてざわざわと落ち着かないせいかわかりませんが、締まりがないというか、どうも緊張感に欠け。。5月にもフィルハーモニアで「惑星」を聴いたのですが(指揮はガードナー)、その時とは違う印象。きっとこういう趣旨のイベントだったからでしょう。テンポもえらく速かったです。最後の女声合唱、いつももっと遠くから聴こえて神秘的なのに、えらく大きいなと思ったり。何より楽章ごとに大きな拍手があるし、楽章が変わるごとにスクリーンには'Jupiter - the Bringer of Jollity'といった文字が絵とともに表示されるので気になるし。こんなイベントなので、そういうの気にしてたらいけないですが。

「惑星」の終わりに近づくとサロネンはスコアを床に置き、女声合唱が終わらないうちにそのままベースの四分音符のきざみが始まり、次の曲へ突入。舞台裏にいた女声合唱もコーラス席に出現。この曲はタイトルの通りの感じの曲で、同じようなリズムとテーマの繰り返しでできた短い曲でした。そういえばサロネン、この前もイギリス人の新作を指揮してたよなぁと思い出しました。この曲の指揮の方がサロネンらしい感じでした。曲が終わって、サロネンから呼ばれ客席から立ち上がった作曲者は、何と私の斜め前に座ってたお父さんでした!2人の小さい子供をつれた普通の家族連れだったのでとてもびっくりしました。

感想になってませんが、イベントの趣旨としてはとてもよいイベントだったのではないかと思います。前半もみんな楽しんでたようでした。最後の曲をプログラム入れたのはなぜかよくわかりませんでしたが(-_-;)。

Salonen & Talbot
サロネンと、近所に座ってたお父さんw

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Comment

 

これ、聴きに行こうかなとは一瞬思ったんですが、開始時間から見ても多分ファミリー向けイベントになっちゃうことは間違いないと思い、やめました。やっぱり予想通りの雰囲気だったようで…。我が家もLSOやLPOのファミリーコンサートは何度も足を運びましたが、どうしても緊張感がユルくなってしまう内容にがっかりすることが多く、子供にはマナーの点でむしろ悪影響しかもたらさないと結論付けました。まあ、子供向けに噛み砕いた解説は、面白いこともあるんですけどねー。
  • posted by Miklos 
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  • 2012.07/08 22:43分 
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色付きの文字 実際に行ってみたい!というのが率直な感想です。
なにせ知識がないので、説明受けてから聴いてみたいです。

普通のお父さん(笑) なにより息子さんにとっては嬉しいプレゼントだったでしょうね。ナイス!

ホルストという偉大な自国の作曲家、面白いイベントで
子供たちに紹介するってのが、とても素敵だと思いましたv-345

ありがとうございました!

  • posted by a 
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  • 2012.07/08 23:52分 
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> Miklosさん
初めからそういうイベントとして楽しめればよかったのですが、何だかいつもの心構えで聴いてしまったのでした。でもまたサロネンの元気な指揮が観られたのでよかったです(?)。フィオナちゃんは2nd desk outsideでした。あと模範演奏ではケイティちゃんのソロもありました~。
  • posted by feliz 
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  • 2012.07/09 07:30分 
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> aさん
コメントありがとうございます。楽しいイベントでした。やっぱりこの国ではこういうの多いです。実際、私も知らなかったこともあったので(汗)勉強になりました。何せ普通のお父さんにはびっくりしました(笑)。
  • posted by feliz 
  • URL 
  • 2012.07/09 07:33分 
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そうそう、以前ファミリー向けコンサートでこの「惑星」を聴いた際、女性コーラスがディミヌエンドしながら聴こえなくなるまで繰り返す「海王星」のラストで、案の定女性コーラスがまだ余裕で聴こえるのに拍手が起こって演奏を止めざるを得なかった、ということがあって、「惑星」は大人向け演奏会以外では金輪際聴かないぞ、と憤慨したものでした。サロネンが間髪入れず最後にタルボット(「不思議の国のアリスの冒険」の作曲者ですね)の曲をくっつけたのは、デリカシーのない拍手で演奏を汚されるのを避けたかったのでは、と思いました。
  • posted by Miklos 
  • URL 
  • 2012.07/09 22:06分 
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子供の体型のわたしも勉強になりました〜(あの解説は大人向きでしたね)。
演奏は、土星と海王星がとっても良かったと思います。天王星の弱音は、あの会場(子供が多い。でもわたしの近所は静かでしたよ。大人の飴やら電話やら咳やらくしゃみやら補聴器やらよりは良かったです)では難しいなと予想していたので、気にしませんでした。
  • posted by つるびねった 
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  • 2012.07/09 23:01分 
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> Miklosさん
そういうことがあったんですね。確かにそうかも。楽章間での拍手は今回はしかたないでしょうねぇ。サロネンも、またかよ、みたいな感じでどんどん先に進んでました。

> つるびねったさん
前半は楽しかったです。私も勉強になりました。後半落ち着いて聴けなかったのがちょい残念でした。前の席のわさわさ集中して聴けない子どもたちが作曲者の子供だったとは(爆)!
  • posted by feliz2 
  • URL 
  • 2012.07/12 07:42分 
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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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