*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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フィルハーモニア/エド・ガードナー - ウォルトン、エルガー、ホルスト

Tuesday 5 June 2012 15.00- @Royal Festival Hall

'Diamond Jubilee celebration'

William Walton: Coronation March, Crown Imperial
Edward Elgar: Cello Concerto
Gustav Holst: The Planets

Philharmonia Orchestra
Edward Gardner (conductor)
Natalie Clein (cello)
Philharmonia Voices


ダイヤモンドジュビリー4連休の最終日です。タイトル通り、イギリス作曲家特集。偶然なのか、ソリストも指揮者もイギリス人。今日のこのコンサート、私はひとえに、連休で特に予定もないしどっか行くかー(爆!)と思い立って取ったコンサートでした。なのであんまり気合入ってません(超失礼)。でもエド・ガードナーは初めてだし、ちょっと期待。

ガードナーはいろんなところで振ってるみたいですが私は初めて(多分)(←嘘でした。2003年にLPOで聴いてました。ソリストは五嶋龍くんだった。)名前はよく聴くので知ってたのですが、まだ若いと知ったのは最近。オペラが多いのでしょうか。あとはCBSO。ガードナーの指揮はきびきびと威勢がいい。感じとしてはハーディングに似てる?ただあんなに細かくはないですかね。。ハーディングはオックフォード大ですが、ガードナーはケンブリッジ大出身だそうです。みなさん優秀ですね。

配置はvln対向、中は1st vlnの隣がチェロ、ヴィオラという順でした。ベースは2nd vlnの後ろでステージ右側。そういえば今日はフィオナ嬢はお休みのようでした。

そんなテーマのコンサートなので、もしかして普段演奏会に足を運ばない人向け?もしかして普段とは違うレベルの演奏?なんて思ってましたが、とんでもなかったです。そんな失礼なこと考えてすみませんでした。ちゃんとフィルハーモニアのみなさん気合入ってました。

クラウンインペリアル、よく聴く曲で、特にこの期間中にはラジオでもほんとによくかかってました。今日もクワイヤ席ですが、ふと見るとオルガンの前にオルガニストが座ってます。あれ?この曲オルガンあったっけ?と思ってましたが、オルガンが入るとこれがまーものすごいゴージャス。ガードナーの指揮は勢いもあるしテンポもわりと速め。各楽器よく鳴っていてダイナミックな演奏。と思ったら、トリオではかなりテンポもダイナミクスも落としてたっぷり歌う。このメリハリがいい!フレージングがまた見事で、頂点に来るまではとことん抑え、その持って行き方も、ドラマチックなんだけど決してわざとらしくなく。まさにオペラチック。そんな風に引き締まった、かつドラマチックな作り、それでいて爽快。これは、いい!

と思ってた後のエルガー、これはちょっと。。でした。ナタリー・クラインは1月にNYO(National Youth Orch)で聴きましたが、今回も同じ曲。その時には私の席が端だったためよく聴こえなかったせいもありますが、あまり印象がよくなかったのです。残念ながら、今回もその印象は変わらずでした。今回クワイヤ席で、後ろからなのでまたよく聴こえなかったというのもありますが、どうも私の好みとは違う。音程のずれや平坦な表現が非常に気になり、言ってしまえば退屈な演奏でした。目を閉じて「これはスティーヴン・イッサーリスが弾いてるんだ!と思うことにしよう」とまで努力しましたが駄目でした(-_-;)。。でも演奏後はブラボーも飛んでて、聴衆はとても気に入ってたようでした(2楽章の後には拍手も出てました)。エルガーだから勿論聴衆もよく知ってるはずなので、単に私の耳がおかしかったのでしょうが。。アンコールは「鳥の歌」でした。クラインはBBC Young Musicianの出身で、いろんなところで活躍してるようなので上手いのだとは思いますが、私には正直うーん、でした。あとはオケの伴奏と微妙に合ってない。テンポなどが合ってないというのではなく、何となくちぐはぐでコミュニケーションが取れてない印象。

でもウォルトンはとてもよかったので、惑星には期待してました。Marsの冒頭からわくわくするようなテンポと勢い、各楽器の鳴り。クラウンインペリアルと同じく、コントロールされたダイナミクスとフレージング、歌うところはゆったりした息の長いフレージング。どんな短いフレーズにもドラマがありとても面白く歌う。金管、特にユーフォニウムやホルンとか素晴らしいし、オーボエやコーラングレの艶のある音。ダイナミックでドラマがあるんだけど決してわざとらしくなく、すんなり受け入れられる音楽。最後の女声合唱も素晴らしい。それが終わってガードナーが手を完全に下ろすまでの静寂がありがたかった。

素晴らしかったので、ガードナーが各楽器立たせたりする余韻を楽しもうと思ってたら、ガードナー再登場するとすぐにアンコール曲を演奏。つるびねったさんの予想通り(←お見事!)威風堂々1番でした。これもオルガン付き、さらにパーカッション(この曲にこんな楽器あったっけ?の楽器など)も加わって豪華!これも、最初は勢いよく、Land of Hope and Gloryの部分ではテンポもダイナミクスも落とし、ほとんど指揮も休み、オケに任せた自然な音楽。やりすぎない美しく自然な、でもドラマチックなフレージング。客席では、やっぱりこの曲来たかー!の雰囲気で皆楽しそうだし、小さい旗を振るおばさんまでいました(^_^;)。ちょい、プロムス・ラストナイトの雰囲気?会場に入る時に旗を持ってる人も多かったので、うーん、でもまさかなぁ、なんて思ってたのですが、いやいや。おかげでジュビリーセレブレーションを締めくくるにふさわしい演奏会でした。あーあ、明日から通常に戻らなければ!次回の「惑星」はサロネンだー!

organ
休憩時間にオルガン練習ちう

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Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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