*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フィルハーモニア/ドホナーニ/ヘフリガー - メンデルスゾーン、ベートーヴェンピアノ協奏曲4番、ブラームス交響曲2番

Thursday 7 June 2012, 19.30- @Royal Festival Hall

Felix Mendelssohn: Overture, A Midsummer Night's Dream
Ludwig Van Beethoven: Piano Concerto No.4
Johannes Brahms: Symphony No.2

Philharmonia Orchestra
Christoph von Dohnányi conductor
Andreas Haefliger piano


毎日大雨で嫌になってしまいますねぇ。まるで梅雨のよう。昨日地下鉄では洪水で大変なことになってたようだし。

おとといに引き続きフィルハーモニアです。あの演奏会が終わってからリハをして、のはずですから、今日は何だか前半は準備不足?という気もしないでもない演奏会でした。

メンデルスゾーンは小編成でした。配置はvln対向で、中は1st vlnの隣からチェロ、ヴィオラ。ベースはチェロの後ろにいたので、客席から見て左側に。この前のLSO/MTTの時と同じですね。でも何だか弦楽器、音が小さいなーと思って見たらvlnは5.5デスク(11人)のみ。チェロとヴィオラは3デスクしかいないし、ベースは4人。2管でホルンは3本。ベートーヴェンのためにそういう小さい編成にしているのだろうと思いましたが。最初のvlnの刻みなど、弱音もきれいでしたが、編成のせいなのか、どうも物足りないというか纏まりのない印象。あとは木管の音程があれれ??

今日のソリストはヘフリガー。4月に東京クァルテットとのブラームス五重奏を聴きました。先月はRLPOとブラームス2番をやってて、ラジオでも中継されてました(録音してますがまだ聴いてません)。東京Qとのブラームスはなかなか良いと思いましたが、今日のベートーヴェンは普通でした。。安定したピアノで巧かったのですが、どうもぱっとしないというか、ダイナミクスの幅が今ひとつで強い音があまり聴こえてこない。抑えてたのかもしれませんが、カデンツでも何となくエクサイトメントというか独創性があんまり感じられない。でも2楽章での弱音が非常に印象的で、まるでハープのような繊細で微妙な音。フォルテよりもこっちの方が印象的でした。ベトベンのコンチェルトというと、4番や5番など、最初の楽章が華やかな印象なんですが、今日はそんな感じがしなかった。以前内田光子さんが「ベトベンのコンチェルトでのピアノは、モーツァルトとは違ってオケとの対抗」と言っていたのですが、ピアノとオケとの違和感はそのせいか?なんて思いながら聴いても、今日のピアノはそれほどの存在感が感じられませんでした。今日のピアノは、どちらかというとintrovertな感じで、音が前に出てこない。でもどれもこれも私がまたクワイヤ席から聴いてたせいかもしれません。でもクワイヤ席でピアノコンチェルトも何度か聴いてて、後ろから聴いてても聴こえるときは聴こえるんですけど。。悪くなかったのですが、強く印象に残るようなベトベンではなかったです。やっぱりピアノは前から聴かないと駄目か。。

Dohnanyi & Haefliger
カメラを忘れたのでこんな写真しか撮れず(汗)

そんな前半でしたが、メインのブラームス、これは素晴らしかった。ドホナーニは暗譜で、自信を持って指揮しているし、オケもそれに十分応えている。前半にはなかった完成度の高さ。テンポは全体的に速めで結構すらすらと進みますが、ダイナミクスと音の幅の広さ。低音よく聴こえるし、各楽器役割を果たしている。ドホナーニは時々指揮棒を左手に持ちかえての右手での細かい指示。それで引き出されるオケの鳴りと深い音。2楽章のチェロ、歌いと深い表現と音の素晴らしいこと。それにとことんまで落とした弱音の美しさ。ダイナミクスの幅はかなりありましたが、決して羽目を外すことなくぴしっと締まったフォルテ。テンポが速いのでたまーにオケがついていけないこともありましたが、全体としては非常に纏まっていた。何と言ってもティンパニのスミスさん、やっぱりダントツで印象的。

今日は結構な空席があり、しかも周りでは前半で帰ってしまった人たちもいたので、何と勿体無いことでしょう。(ちなみに今日は私コンセッションで4ポンドでした。)2番はブラームスの交響曲の中で一番好きな曲なんですが、やっぱりこの曲いい!と思った演奏でした。ドホナーニは80過ぎなんですね。同じような年齢でも指揮者によって随分違うもんだ。年齢を感じさせない力強い指揮とコントロールで、とてもお元気そうで安心しました(^_^)。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Trackback

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

極上の普通 ドホナーニ、フィルハーモニア ブラームス交響曲第2番

07.06.2012 @royal festival hall mendelssohn: overture, a midsummer night's dream beethoven: piano concerto no. 4 brahms: symphony no. 2 andreas haefliger (pf) christoph von dohnányi / po この時期は、音楽会も減ってくるから

ご案内

プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

Calendar

05 | 2017/06 | 07
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

月別アーカイブ

右サイドメニュー

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。