*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Belcea Quartet - Beethoven

Mon 14 May 2012 7:30pm @Wigmore Hall

Beethoven
String Quartet in C minor Op.18 No.4
String Quartet in F Op.135
String Quartet in F Op.59 No.1 ‘Razumovsky’

Belcea Quartet


Belcea QuartetのベトベンSQサイクルもそろそろ終盤です。ウィグモアではあと一回6月で終わりかな。

今日は非常に疲れてました。今日1つの大きな山を越え、そのせいで気が抜けたせいか、寒いし頭は痛いし重いし。いつものように素晴らしい演奏でしたが、そんなわけであんまりいつもより気合が入ってません。

Belcea Qはロンドンではものすごい人気で、私はウィグモアの会員なので、優先発売のときに次のタームのチケットをまとめて取るのですが、その時は座席指定ができず、「なるべく前の席」という希望を書いて出します。でギルシャハムやヒラリーハーンではばっちり中央の席が取れるのですが、Belcea Qではなぜかいつも端の席しか取れず。で今日も端です。前回は左だったのが今日は右端。

このQはつくづく男性的だなと思います。1st vlnのコリーナだけ女性ですが、コリーナも音が大きいしダイナミックな弾き方なので余計そうなのかもしれません。それがベトベンには合ってるわけですが。この前聴いたエルサレムQは全員男性なのにもっと繊細な感じ。(曲がシューマンだったせいもあると思いますが。)とそんなことを思ってたのはop.18-4を聴きながらで、この曲はCマイナーでじゃん、じゃん、じゃんじゃんじゃん、ひー、みたいな1楽章なので特に(-_-;)。幅広いダイナミクスから生まれる迫力。でも激しいだけではなく繊細さも持ち合わせてて、緩楽章でははっとするような美しさ。そしてこのQは大げさな動作もないのに素晴らしいコミュニケーションによるものすごく緻密なアンサンブル。4人がぴったり合ってるだけではなく、それぞれ出てくる同じ旋律は各楽器同じように表現するし、ほんとに息が合っている。ただバランスとしてはやはり1st vlnが(私にとっては)ちょっと前に出てるかなぁ。

今日の私にとってのメインはop.135でした。プログラムを見ると、あれ前半だ。というわけで私にとっては今日は前半で終わりかな、みたいな(-_-;)。op.135の冒頭はまるで会話をしてるような音楽なので、まさに上に書いたこのQアンサンブルの緻密さが生きている。アダージョでは、各楽器(特に1st vln)抑えるところは抑え、自分が出るところは出る。主旋律ではない部分でそれが出るので、その伴奏部分がすーっと浮き上がってくるのが何とも絶妙な味わい。旋律楽器は嫌でなくても聴こえるので、そういうのがすごく味わいがある。こういう発見がたまらない。

休憩時間は、ボックスオフィスでトリオヴァンダラーのチケットを取ったりしてわりと元気だったのですが、後半が始まったとたん疲れがどっと出て、ラズモフスキー1番はほとんど目を閉じて聴いてました。でも冒頭のチェロの歌いがすばらしかった。あと4楽章の初めとか。今日はチェロが光ってたように思いました。私の座ってた位置のせいかもしれませんが、チェロがよく聴こえ、よく練られた表現に驚き、こんなに上手だったんだ!と。

Belcea Qは待望のベトベンSQを録音したらしく、op.127の入ったCDが出たようです。会場でもさかんに宣伝しておりサイン会もありました。(私は残念ながらパスしましたが。)聴きたいと思いますが、でもやはりライヴにはかなわないだろうなと思ったりもします。(買おうかと思ったんだけど、CDが割引になるウィグモアホールの会員証を持ってくるのを忘れたし(-_-;)。)

なぜか今週はSQ週間(?)でSQをあと2回聴く予定にしてます。

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feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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