*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Collins/Belcea Quartet - Mozart, Brahms

Sun 18 March 2012 11:30am- @Wigmore Hall

Wigmore Coffee Concert

Mozart
Clarinet Quintet in A K581
Brahms
Clarinet Quintet in B minor Op. 115

Michael Collins clarinet
Belcea Quartet

何と、一週間も間があいてしまいました。
本当は15日(木)にPO/サロネンのベートーヴェンを聴く予定でしたが、当日のスケジュールがきつく、先週は体調もいまいちだったので諦めました。ごめんねサロネン。。(違)

というわけで一週間ぶりの更新です。今月はチェンバー月間かと思って、3月の音楽会の数(予定も含む)数えたら

オケ6
チェンバー5
リサイタル2

ということでした。チェンバー多いと思ったけどやっぱりオケの方が多かったですね。
--
日曜の朝なのに早起き早出です。Wigmore Hallでのコーヒーコンサートは1時間ほどで飲み物付き、そのせいかいつもお客さんの入りがいいです。

出発の駅に着いたらホームにはなぜか1時間前の電車の表示が。え?夏時間って今日からだっけ?いや来週からのはずだし夏時間だと1時間早くなるんだよな-_-;と思ったら、単に電車が1時間遅れてるだけでした。。昨夜のemergency workの遅れのせいだと。思えば、日曜の朝から昼にかけてはダイヤがいつも大混乱なのでした。でもかなり余裕を持って出てたので、ホール近くでカフェに寄る時間までありました。

今日はBelcea Quartetとマイケルコリンズでモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏です。私はこのカルテットのファンなので行ったのですが、このカルテットの人気なのかコリンズの人気なのか、それともこのプログラムのせいなのかわからないけど、早くからチケット売り切れで立見の人も。(ま、このコーヒーコンサートはいつも売り切れみたいですが。)

コリンズは名前はよく聞きますが、聴くのは初めてです。イギリスを代表するクラリネット奏者だと思います。ウィグモアホールのレジデンシーアーティストなのでWigmore Hallでもよく演奏してます。が私はチェンバーやコンチェルト聴くとなるとやはり弦やピアノが主になってしまうので、なかなか聴く機会がなかったです。2曲とも作曲者の晩年の作品ですが、全く違う作品という印象。でもブラームスはこのモーツァルトの曲に影響を受けて書いたんですね。
--
モーツァルトは緻密で繊細、カルテット(特に1st vlnのコリーナ)の表現力とダイナミクスの幅に圧倒され、勿論コリンズの弱音は美しいし、はっとするような音も出てたんだけど、これはもうカルテットに感心するばかりで。クラリネット五重奏というと、聴く時はやはりクラリネットが気になりますが、モーツァルトではクラは完全にカルテットに寄り添って融和した演奏でした。(まぁコンチェルトではないので当然ですか。)詳細までカルテットとクラがぴったり合って、そしてたまに見せる各人の音楽的センスのよさと表現力。ぴしっとした安定したアンサンブル。まー極上のシャンペンのよう。いやー満足。

うーん、素晴らしい!隣のおばちゃんとも、素晴らしいわよねーなんて話したんですが、ブラームスはそれを上回る圧倒的な演奏。1楽章ではいきなり重厚な弦楽合奏の響き。モーツァルトとは全く違う音楽とダイナミクス。モーツァルトでは抑えてたんだな。これまたクラと1st vlnがぴったり合ったフレージングと表現。5人で作り出す深い音楽。

クラリネットは1st vlnとのユニゾンが多く、その2人のフレージングも表現もぴったり。で途中で気づいたのが、管楽器だから息をしないと死んじゃうんだよな、と(何を今さら、子供かよ-_-;)。と気づいたら、え、このおじさんどこで息をしてるの?ってくらい息の長いフレージング。(って当たり前?私もむかーしは木管楽器をやってたんだけど、最近は弦楽器だし大昔のことなので、そんな現実的なことは忘れていた-_-;。)弦楽器は永遠に弾き続けられるけど、管楽器はそうはいかないんだよな。これからは管楽器奏者を聴く時は、そういう思いやりを持って聴くようにしよう、とおばかなことを考えていた-_-;。そう考えると本当に管楽器って難しいんだな。。体力勝負でもある。特にクラリネットはヴィブラートもないし音色とフレージングが勝負。

私はこの曲の2楽章が大好きなんだけど、でも今日は他の楽章でも、特に冒頭では圧倒され、あぁほんとに名曲だなぁと。そしてアンサンブルのレベルが高くなければこんな風には演奏できない曲。4楽章で、1楽章のテーマが出てくる頃にはすっかりこの5人の作るアンサンブルに引き込まれてた。そして4楽章の盛り上がる部分でちょうど天井の窓から射してくる太陽の光がステージに当たり、何ともいえない崇高な雰囲気を感じ、あぁ幸せ。わざわざこの2曲のために田舎から出てきた甲斐があったわ。

後で思ったのですが、コリンズの音は決して派手ではなく落ち着いた音でした。なのでカルテットとの親和度が高かったのかもしれません。今後はもっと管のアンサンブルも積極的に聴いていこうと思います。思いやりを持って。(^_^)

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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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