*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Alexander Melnikov & Cuarteto Casals - Haydn, Prokofiev and Brahms

Thursday 20 September 2018 7:30PM @Wigmore Hall

Joseph Haydn
String Quartet in F minor Op. 20 No. 5
Sergey Prokofiev
Visions fugitives Op. 22
Johannes Brahms
Piano Quintet in F minor Op. 34

Alexander Melnikov piano
Cuarteto Casals


今年は音楽会に行くようにしようと決め、さっそく取ったWigmore Hall、本当に久しぶり。すっかり新しくなっていて、トイレの場所も変わっているし、トイレがえらくモダンになってて驚いた。それに、開演前の「携帯は切りましょう」の看板が照明で映し出されるようになっていた。咳はがまんするように、とも。

目当てはもちろんメルニコフ。これまた本当に久しぶり。だけどまったく変わらない、あの落ち着き。プロコではすっかり自分の世界に入っていたメルニコフは、チェンバーはよくやっているけど、ブラームスはどういう感じなのかと思ってたら、まあ、生き生きと別人のよう。アンサンブルも良いし。そういえばクワルテットの1stと2ndがブラームスでは交代していた。そんなこともあるんですね。期待してたけどアンコールはありませんでした。

これまた思い出して書いているのでほぼ内容がありませんが、今後は頑張って時間がたたないうちに書くように頑張りたいと思います。聴けることに感謝し、この時間を大事にしていきたいと思う。

Prom 68: Berlin Philharmonic & Kirill Petrenko (II)

Sun 2 Sep 2018 20.00- Royal Albert Halls

Richard Strauss
Don Juan
Death and Transfiguration
Ludwig van Beethoven
Symphony No 7 in A major

Berlin Philharmonic Orchestra
Kirill Petrenko
conductor


この日の第一部、ボストンですっかり魂を抜かれ、ぼーっとした頭のまま、待ち合わせていた友人と話しているうちにすっかり現実世界に戻り。始まりが遅いのでまた帰りも遅い。。今日は最初からあきらめて駅からタクシー。

ペトレンコは初めて。ベルリンフィルの公演はこの前日とこの日の2日間。ボストン聴ければそれでよかったので、正直あまり気合が入らない。というか、指揮者がどういう人かわからないし、中立的な目で見られる。確かに、もちろんうまい。のだけど、何だろう、うますぎて何だか感情が入らない。音楽は人の好みだなとつくづく思う。プロムスだからよいけど、これを日本で何万も払っていくかというと、たぶんいかない(というか行けない)。それにしても、このホールは上の方が良いのだなと、座る場所によって聴こえ方がずいぶん違うみたい。

思い出して書いているのでかなり適当な内容になってしまいました。これで今年のプロムスはおしまい。来年はちゃんと計画して取るようにしよう。
*CommentList

Prom 67: Andris Nelsons conducts the Boston Symphony Orchestra

Sun 2 Sep 2018 14.00- Royal Albert Hall

Gustav Mahler
. Symphony No 3 in D minor

Susan Graham
mezzo-soprano
CBSO Youth Chorus
CBSO Chorus
Andris Nelsons
conductor
Boston Symphony Orchestra


今年のプロムスは、当日まで忘れていて慌てて取ったものだから、届いたチケットを見たら、同じ日のチケットが2枚ある?と思ったら、1日でボストンとベルリンだったのね。こんな取り方はしないのだけど、まあせっかく遠いところ行くのだから、それにこんなことってもう一生ないだろうなあ。それに、ボストンはマーラー1曲だし、早く終わるのでベルリンでもまだいいかあと思い。

なんて軽い気持ちで行ったら、これはやられた。席はサークルだったのだけど、音がふわーっと上がってくる。ブラスのうまいこと。もうマーラー3番一生聴かなくてもいいと思ったくらい。お客さんも集中力が違う。とにかく美しかった。プロムスは遠いし着席のチケットは高いのであまり買わないのだけど、こういうのがあるからプロムスはやっぱりすごい。こんなものが3000円弱で聴けるなんて。

Prom 62: Strauss Songs - RLPO/Petrenko

Wed 29 Aug 2018 18.00- Royal Albert Hall

Edward Elgar
In the South (Alassio)
Iain Bell
Aurora(BBC co-commission: world premiere)
Richard Strauss
Ständchen
Das Bächlein
Morgen!
Zueignung
Béla Bartók
Concerto for Orchestra

Miah Persson
soprano
Adela Zaharia
soprano
Vasily Petrenko
conductor
Royal Liverpool Philharmonic Orchestra


8月中旬のASMFとジョシュアベルのプロムには片頭痛で行けず。よりによってそんな日にならなくても。。

ホールが遠いので、前回の反省で早く家を出る。夕方からなので帰りも早くて楽(そんなことばかり考えている)。そしたらすごく早くついて、しかも私の周りChoirがらがら。もうRLPO辞めるからみんな関心がなくなったのか。ヴァシリーのIn the Southは聴いたことがあると思う。なので今日はバルトークさえ聴ければ。予想通り楽しかった。テンポとダイナミクスのメリハリと、お楽しみは最後まで。RLPOは久しぶりだった。あのコンマスはやめてしまったけど、懐かしい顔がいっぱい。終わった後もみんなでお互いに「お疲れ様」の挨拶も気持ちいい。

帰宅しても10時か11時で超らくちん。毎回この時間ならいいのに。。

Prom 30: Brandenburg Concertos Project – 2

Sun 5 Aug 2018 19.30- Royal Albert Hall

Johann Sebastian Bach
Brandenburg Concerto No 4 in G major, BWV 1049
Olga Neuwirth
Aello - ballet mécanomorphe (UK premiere)
Brett Dean
Approach – Prelude to a Canon
Johann Sebastian Bach
Brandenburg Concerto No 6 in B flat major, BWV 1051
Johann Sebastian Bach
Brandenburg Concerto No 2 in F major, BWV 1047
Steven Mackey
Triceros (UK premiere)

Brett Dean
viola
Tabea Zimmermann
viola
Håkan Hardenberger
trumpet
Thomas Dausgaard
conductor
Swedish Chamber Orchestra


今年初めてのプロム。この日はとにかく電車がついてなかった。まず駅で1時間くらい待ち。日曜はよく電車遅れるけどこれはひどかった。こりゃ遅刻だな、1曲目の終わりで入れるかなと思ってたら、TubeがSouth Kenの駅を素通り(アラームが鳴ったから全員避難するようにだと)。で隣の駅について歩く。まあそんな大した距離でもないのだけど。。ぜーぜー。30分の遅刻。チェンバーだから音がドア外まで聞こえず、ホールの人も入れてくれるタイミングわからない。やっと入れたのがBrett Deanの前。これ、現代曲とブランでブルグをペアにしてというプロジェクトで、だから現代曲とブランデンブルグの間の休憩がない。とにかく、タベアを聴きに来たのでまにあってよかった。

もしかしてタベアは初めてかも。学生の頃から聴いてたから、こんな風にまだ聴けるなんて感激。でもなんと私と年ほとんど変わらなんだ。びっくり。ヴィオラ奏者何人かいるけど、やっぱり好き。今度はコンチェルトかソロで聴きたい。

最後の6番はHardenberger、この人、ずーっと前にバービカンでソリストで出たので聴いて以来。あまりブラスのソリストは知らないのだけど、当時なかなか良いと思った。しかしこの曲Trpが本当に大変。ブランデンブルグをこんなして聴くなんてめったにない企画、第一部もあって全曲だったのだけど私は第2部のみでした。プロムスはこういう企画があるから面白い。

帰りがまた電車が。。日曜は本数が少ないので1時間もかかる。まあこんな日もある。

LSO/MTT/Chen - Sibelius

Thu 17 May 2018 7.30pm - @Barbican Hall

SIBELIUS Violin Concerto
SIBELIUS Symphony No 6
SIBELIUS Symphony No 7

Michael Tilson Thomas conductor
Ray Chen violin
London Symphony Orchestra


すっかりご無沙汰してしまいました。音楽会にはたまに行っていますが書く気力がありませんでした。これからまたぼちぼち書いていくことにします。

先日は日本で初めてラフォルジュルネに行ってみました。全く響かない会議場で、ドヴォルザークのP5重奏とアメリカの2楽章のみで3000円(^^;;。響かないホールもだんだん耳が慣れてきたけど、これでこの値段は。。お祭りですね。雰囲気を楽しむという感じ。
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さて、久しぶりのLSO。オケも久しぶりの気がして、聴き方もすっかり忘れてしまったよう。しかし、どうしてこう、私の行く音楽会ソリストの変更ばかりなのか。。ほんとはジャニヌ・ジャンセンだったのが病気で交代。でも全曲シベリウス、しかも6、7番。これは行かないといけません。やっぱりMTT人気なのか、お客さん沢山入ってました。

MTT聴くのは、調べてみたらなんと4年も前のサンフランシスコ響のマーラー?MTTのシベリウス、全くイメージが湧かない。交代したレイ・チェンは聴くのは初めて。RLPOともやってたような。楽器はヨアキムが使ってたストラドとのこと。学生の時やった懐かしいシベコン。聴くのは久しぶり。1st vlnが6デスクくらいの小編成。演奏は男前というか、現実的な感じ。アンコールにパガニーニのカプリス21番。

6番も7番もテンポ速い(これは予想通り)。6番のきらきらのハープの登場も、あれれ、あっさり。拍通りな感じで、MTTのシベリウスはやっぱりこんなかあと思っていたけど、7番、最後への持って行き方にはまってしまった。そしてまたしてもいろんなことが頭にぐるぐる浮かんでは消え、美しく深い深い世界へ。しかし、やっぱりこの曲の主役はTbだなと。闇の中の光と希望。それにしてもシベリウス、なんて美しいんだろう。まあこれもLSOだからできるのかもしれない。
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9時半すぎに早く終わったのだけど、電車が遅れてバスに間に合わず、結局帰宅は0時すぎになってしまいました。でもやはり音楽会には行かないと心がかさかさになってしまうことにやっと気づいた。この国での滞在もあと少しになってきたし、これからはまたちゃんと記録していこうと思います。うん。(てか、これを書くのは何度目だろうか(^^;;)

LSO/Rattle - Mahler, Strauss


Trafalgar Sq.

Sun 17 Dec 2017 7.00pm - 9.00pm, @Barbican Hall, London

STRAUSS Metamorphosen
MAHLER Das Lied von der Erde

Sir Simon Rattle conductor
Simon O’Neill tenor
Christian Gerhaher baritone
London Symphony Orchestra


トラファルガーSqのクリスマスツリー。在英15年にして初めて見に行きました。汗

何と1年以上ぶりです。音楽会は数少ないものの行っているので、今後はやはりちゃんと言葉にして記録していこうと思います。

あっという間に年末で、今年最後の音楽会はLSO。最近はロンドンの音楽会と言えばLSOばかりです。今回はこれで取ったわけではありませんが、知らないうちにこんなスキームができてました。いい席に当たればラッキーということですね。
£10 Wildcard Tickets

クリスマスも近いのに何とも渋いプログラム。「大地の歌」はなぜかなじみがなく、ライヴで聴くのは初めて。しかもアルトではなくテノール。でも1時間だし早く終わりそうなので良いかと。LSOの音楽監督になってからラトルまだ聴いていなかったし。


メタモルフォーゼンは、記録を見ると2012年のコンセルトヘボウ以来らしい。あの時は指揮なしだったのだけど、今回は指揮あり。立って弾くスタイルのせいか1人の違うパートがよく聴こえる。そのせいか、前回のコンセルトヘボウの時と同じような印象。もう少しぴしっと合うのではないかと思ったりもしたけど、それはこの曲の美しさでカバー。和音の進行が何とも言えず美しく、ゾクゾクっとします。

この週の水曜も同じプログラムでしたが、それに行った方の話によると、大地の歌の方はあまり。。ということでした。でも2回目なので大丈夫だろうと期待。早起きだったせいか、最後の方朦朧としてしまいましたが(汗)、ソリストもオケのソリストも素晴らしかった。当たり前かもしれないけど、あの大編成のオケをバックにあの声量はすごいなあと。しかし、他の交響曲と違って歌の部分が多いせいか、マーラーの中でも私にとっては難解な曲で(特に最終楽章)、理解するにはまだまだ時間がかかりそうな感じです。

7時開演で早く終わったのに、帰宅したらやっぱり0時近くでした。

Paul Lewis Recital - Schubert, Brahms, Liszt

Sat 26 Nov, 2016 19.30- @The Concert Hall, Reading

Schubert: Sonata for Piano No.9 in B Major D575
Brahms: Four Ballades Op.10
Brahms: Three Intermezzi Op.117
Liszt: Apres une lecture du Dante: Fantasia quasi Sonata

Paul Lewis, Piano

DSC09764-crop.jpg

街の中心部は滅多に来ないけど、いつの間にかクリスマス仕様になってた。
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オットちゃんとかペライアとか、今シーズンはなぜかピアノばかり聴いている。ポールルイスは、リサイタルでは2014年のバーミンガム以来。こんなところにまで来てくれるなんてありがたい。相変わらず唸るねえ(^^;;。シューベルトなどが得意だけど、今日の白眉はリストでした。

今回思ったのは、彼の音は太くて濃い。それに、いつも感じるような、ふーっと違う世界に連れていかれるようなことがない。小さいホールのせいかもしれないけど、常に現実的。何だか、あんまり夢ばかり見てないで今を生きろと言われているようで。以前聴いたときは繊細な感じがしたのだけど(今までの感想にはそう書いてある)、リストもブラームスもそんな感じで、特に休憩後はそんな風に感じた。前回の「展覧会の絵」と同じで、最後にがんがん弾く曲を持ってくる。プログラムのせいなのか?もちろんプログラムはとても良かったのだけど、お腹いっぱいという感じで、今までの彼に対する印象がぶっ飛んだ、かなり濃い演奏会でした。不思議のオットちゃんや貫禄のペライアとはまた全く違うけど、これはこれで良いかなと思います。

Beethoven Concerto No 1 & 3 - Perahia/ASMF

Monday 21 Nov, 2016 19.30- @Barbican

Beethoven:
Overture to The Creatures of Prometheus, Op 43
Piano Concerto No 1 in C major, Op 15
Piano Concerto No 3 in C minor, Op 37

Murray Perahia piano/director
Academy of St Martin in the Fields


平日にロンドンなんて、毎日朝から寝るまで働いてる今の生活からしたら到底無理なのだけど、ペライアがベトベンサイクルやるということで、これは行かねば、ということでまとめてチケットを取っていた。ロンドンでのサイクルの初回。行く直前まで行くかどうするか迷っていたのだけど、やっぱり行かねばということで頑張って行った。この国洪水で、案の定近くの駅からの電車が遅れ、1曲目は無理だなと思っていたらなぜかまだドアが開いてたので駆け込む。満席で、私の席はコート置き場になってた(^^;;。

席はバルコニーでちょっと遠いのだけど、いつもと違ってそんなことも感じない。いつの間にか(?)リーダーが変わっていて、Tomoさんというから日本人女性かと思っていたら、ドイツと日本人のハーフの若い男性。やっぱりこのオケうまい。ペライアのダイレクションもかっこよくて(スコアを見てたけど)板についてる。正直、今更ベトベンかあとも思っていたのだけど、こうして聴くとやっぱり頑張って来ただけの価値はある(そこかい)。バルコニーまでそのまま届く弱音の美音が気持ちいい。もう70歳だけど、圧倒的な円熟のパワー。お客さんも大盛り上がり。私、あと20年も現役で働けるのかなあとちょっと思っちゃった(世界が違うけど)。まだまだいけそう。

とにかくロンドンは平日行くには本当に大変で(特に洪水でダイヤが乱れまくり)、近くの駅までは終電だし、帰宅すると0時近くなのでへとへと。やっぱりちょっと無理があるので滅多に行けないけど、前はあんなに行っていたのが嘘みたい。体力も生活も全く変わってしまって、かなり疲れてるけど、今シーズンも何枚か取っているので、大切な時間のために頑張って行きたいと思います。

Borodin, Tchaikovsky, Rachmaninov - Philharmonia/Ott/Ashkenazy


Saturday 19 Nov 2016, 19.45- @Anvil

Borodin: Overture, from Prince Igor
Tchaikovsky: Concerto for Piano and Orchestra No 1 in B flat minor Op 23
Rachmaninov: Symphony No 1 in D minor Op 13

Philharmonia Orchestra
Alice Sara Ott (piano)
Vladimir Ashkenazy (conductor)


アリス紗良オットがソリストで来るというので行ってきた。彼女はこの国でもよく演奏してるけど聴く機会がなかった。というか若い演奏家ということで、あえて聴こうという気がなかった(失礼)。こっちのクラシック専門局で彼女の最近のアルバムWonderlandからのグリーグがよくかかっているけど、個性的でまさに不思議の国のオットちゃん。

ほんとに裸足だったのも驚いた(^^;;けど、ドレスも、ドレスというよりすごくカジュアルな感じのパンツ。実はそんなわけであまり期待してなかったのだけど、すっかり引き込まれた。本当に自由で楽しそう。そしていろんな音。前の方に座ってたので手元がよく見えたのだけど、あんな難曲なのにミスタッチもほとんどない。お客さんも集中してるのがわかる。

昔見た写真(ロングのウェーブ)の印象とは違ってボブのストレート。何となく「のだめ」っぽい雰囲気(失礼)。さらさらの髪が逆さになるほど、内田光子さん並みの深いお辞儀。すごくフレッシュで、ライブで聴くのは楽しい演奏家だと思いました。アンコールもしやってくれるならグリーグかな、と思っていたら、まさにそうで、March of the Trolls。トロルハウゲンくらいかなあと思っていたのに、あんながんがん弾いた後でよくやるなあと。やっぱりライブは素晴らしい。かなり運転が大変だったけど、幸せな夜でした。

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プロフィール

feliz2

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

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