*クラシック*音楽生活@イギリス

主にイギリスで行ったクラシック音楽会の記録。感想付きは2012年1月~。

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Paul Lewis Recital - Schubert, Brahms, Liszt

Sat 26 Nov, 2016 19.30- @The Concert Hall, Reading

Schubert: Sonata for Piano No.9 in B Major D575
Brahms: Four Ballades Op.10
Brahms: Three Intermezzi Op.117
Liszt: Apres une lecture du Dante: Fantasia quasi Sonata

Paul Lewis, Piano

DSC09764-crop.jpg

街の中心部は滅多に来ないけど、いつの間にかクリスマス仕様になってた。
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オットちゃんとかペライアとか、今シーズンはなぜかピアノばかり聴いている。ポールルイスは、リサイタルでは2014年のバーミンガム以来。こんなところにまで来てくれるなんてありがたい。相変わらず唸るねえ(^^;;。シューベルトなどが得意だけど、今日の白眉はリストでした。

今回思ったのは、彼の音は太くて濃い。それに、いつも感じるような、ふーっと違う世界に連れていかれるようなことがない。小さいホールのせいかもしれないけど、常に現実的。何だか、あんまり夢ばかり見てないで今を生きろと言われているようで。以前聴いたときは繊細な感じがしたのだけど(今までの感想にはそう書いてある)、リストもブラームスもそんな感じで、特に休憩後はそんな風に感じた。前回の「展覧会の絵」と同じで、最後にがんがん弾く曲を持ってくる。プログラムのせいなのか?もちろんプログラムはとても良かったのだけど、お腹いっぱいという感じで、今までの彼に対する印象がぶっ飛んだ、かなり濃い演奏会でした。不思議のオットちゃんや貫禄のペライアとはまた全く違うけど、これはこれで良いかなと思います。
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Beethoven Concerto No 1 & 3 - Perahia/ASMF

Monday 21 Nov, 2016 19.30- @Barbican

Beethoven:
Overture to The Creatures of Prometheus, Op 43
Piano Concerto No 1 in C major, Op 15
Piano Concerto No 3 in C minor, Op 37

Murray Perahia piano/director
Academy of St Martin in the Fields


平日にロンドンなんて、毎日朝から寝るまで働いてる今の生活からしたら到底無理なのだけど、ペライアがベトベンサイクルやるということで、これは行かねば、ということでまとめてチケットを取っていた。ロンドンでのサイクルの初回。行く直前まで行くかどうするか迷っていたのだけど、やっぱり行かねばということで頑張って行った。この国洪水で、案の定近くの駅からの電車が遅れ、1曲目は無理だなと思っていたらなぜかまだドアが開いてたので駆け込む。満席で、私の席はコート置き場になってた(^^;;。

席はバルコニーでちょっと遠いのだけど、いつもと違ってそんなことも感じない。いつの間にか(?)リーダーが変わっていて、Tomoさんというから日本人女性かと思っていたら、ドイツと日本人のハーフの若い男性。やっぱりこのオケうまい。ペライアのダイレクションもかっこよくて(スコアを見てたけど)板についてる。正直、今更ベトベンかあとも思っていたのだけど、こうして聴くとやっぱり頑張って来ただけの価値はある(そこかい)。バルコニーまでそのまま届く弱音の美音が気持ちいい。もう70歳だけど、圧倒的な円熟のパワー。お客さんも大盛り上がり。私、あと20年も現役で働けるのかなあとちょっと思っちゃった(世界が違うけど)。まだまだいけそう。

とにかくロンドンは平日行くには本当に大変で(特に洪水でダイヤが乱れまくり)、近くの駅までは終電だし、帰宅すると0時近くなのでへとへと。やっぱりちょっと無理があるので滅多に行けないけど、前はあんなに行っていたのが嘘みたい。体力も生活も全く変わってしまって、かなり疲れてるけど、今シーズンも何枚か取っているので、大切な時間のために頑張って行きたいと思います。

Borodin, Tchaikovsky, Rachmaninov - Philharmonia/Ott/Ashkenazy


Saturday 19 Nov 2016, 19.45- @Anvil

Borodin: Overture, from Prince Igor
Tchaikovsky: Concerto for Piano and Orchestra No 1 in B flat minor Op 23
Rachmaninov: Symphony No 1 in D minor Op 13

Philharmonia Orchestra
Alice Sara Ott (piano)
Vladimir Ashkenazy (conductor)


アリス紗良オットがソリストで来るというので行ってきた。彼女はこの国でもよく演奏してるけど聴く機会がなかった。というか若い演奏家ということで、あえて聴こうという気がなかった(失礼)。こっちのクラシック専門局で彼女の最近のアルバムWonderlandからのグリーグがよくかかっているけど、個性的でまさに不思議の国のオットちゃん。

ほんとに裸足だったのも驚いた(^^;;けど、ドレスも、ドレスというよりすごくカジュアルな感じのパンツ。実はそんなわけであまり期待してなかったのだけど、すっかり引き込まれた。本当に自由で楽しそう。そしていろんな音。前の方に座ってたので手元がよく見えたのだけど、あんな難曲なのにミスタッチもほとんどない。お客さんも集中してるのがわかる。

昔見た写真(ロングのウェーブ)の印象とは違ってボブのストレート。何となく「のだめ」っぽい雰囲気(失礼)。さらさらの髪が逆さになるほど、内田光子さん並みの深いお辞儀。すごくフレッシュで、ライブで聴くのは楽しい演奏家だと思いました。アンコールもしやってくれるならグリーグかな、と思っていたら、まさにそうで、March of the Trolls。トロルハウゲンくらいかなあと思っていたのに、あんながんがん弾いた後でよくやるなあと。やっぱりライブは素晴らしい。かなり運転が大変だったけど、幸せな夜でした。

Oslo Philharmonic/Petrenko/Trpčeski - Grieg, Rachmaninov, Mahler

Monday 7 March, 2016 19.30- @Bridgewater Hall

Grieg: Lyric Suite: March of the Trolls
Rachmaninov: Piano Concerto No 2
Mahler: Symphony No 5

Oslo Philharmonic Orchestra
Vasily Petrenko conductor
Simon Trpčeski piano


オスロフィルは一昨年(去年?)のプロムスにも来ていたけど、私は聴くのは初めて。てか私こともあろうにチケットを取ってなかったというやる気のなさ。当日券もStallsは全くなく、サークルなどは結構あったけど高いので一番上のギャラリーに。彼をこんな遠くから見るのは初めてかも。ヴィオラが外。

ピアニストはいつものゴールデンコンビのトルプチェスキなので安心して聴いていられる。しかも全集も出してるラフマニノフの2番。期待通りの聴き入ってしまう演奏で、しかもなぜかコンチェルトではなくシンフォニーみたいにすっかりピアノがオケに溶け込んでいる。彼のピアノは聴いてて楽しいのだけど、それだけじゃなくて本当に深い演奏で、お客さんも大盛り上がり。アンコールが、ソロピースではなくてプリンシパルチェロの伴奏(女性でイギリス人らしい)、曲がラフマニノフのボカリーズって、また泣かせるね。

ヴァシリーのマーラーはあまり聴かないけど、これはまあやってくれました。かなり個性的な演奏で、かなり重く感じた部分もあったけど、いつもの、抑えるところは抑えて最後に爆発の演奏。テンポがかなり変化あるのでオケがついてきてない感じもしたけど、アダージェットは今まで聴いた中で最遅のテンポってくらい本当に引っ張る。あれで5楽章の冒頭のホルンほんとに緊張するよなあ。オスロフィルは木管が少し気になるところもあったけど、ヴァシリーよく引っ張ってました。圧倒的なコントロール。アンコールはシューベルト「楽興の時」のストリングバージョン。

マーラー5番は学生の時にやった曲なので懐かしく、楽器続けてたら今はまた違う生活をしてるんだろうなあと思いをはせたり、最近「のだめ」を観かえしてたせいか、やっぱりライブでオケって良いよなと、音楽会に行く回数もめっきり減ってしまったので、すっかり初心者みたいな感想になっている。仕事忙しくて合間に行った感じだったけど(帰宅してからも仕事)、良い音楽会でした。

BBCフィル/Collon/Power/Scott - MacMillan, Gershwin, Stravinsky

Sat 20 Feb, 2016 19.30- @Bridgewater Hall

Mark Simpson Sparks
James MacMillan Viola Concerto
George Gershwin Rhapsody in Blue (orch. Grofé)
Igor Stravinsky The Firebird (1945 suite)

BBC Philharmonic
Nicholas Collon Conductor
Lawrence Power Viola
Jonathan Scott Piano

しばらく書いてませんがコンサートには時々行ってます。バヴゼのラヴェルなどもあったのですが、かなり最近疲れてて書く気力がなく。。でも今回のはちょっと面白かったので書くことにします(^-^;)。

やっぱり今日の目玉はラプソディインブルーでしょう。なぜかこのホールにして珍しく(しかもBBCフィルなのに)Stallsほぼ満席。私はチケット取ってなくて、当日開演前に行ったらまたまた、Stallsに1つだけ残ってた端っこの席を£3でオファーしてもらった。このホール、Stallsの両端ブロックの席はステージに対して45度くらいの角度になってるので、一番端でもよく見える。この席£3なんてほんとラッキー。

と気分良く、でも土曜なのにかなり疲れてます。。頭が痛くて。でもローレンス・パワーだし、ラプソディインブルーだし、ニコラス・コロンも聴いてみたかったので頑張っていきました。かなりプログラム盛りだくさんで、なぜかガーシュインで終わりかと思い込んでたら火の鳥がまだあった(^-^;)ってくらい、ガーシュイン終わったら完全に集中力なくなってましたが。

コロンはきっちり正確な指揮で、リハーサルも厳しそうな感じ(^-^;)。そういう意味では何となくヴァシリーに似てる印象。オケほんによく合っている。マクミランのコンチェルトも、かなり合わせるの難しそうな曲ですが、まるで何度も演奏したことがあるかのような完璧な合い具合。マクミランのvlnコンチェルトは、アリーナが確か前にプロムスでやってたような気がするのですが、同じくらい激しい曲で、2楽章はエレクトリックバイオリンやジャズの雰囲気で、いつまでこれ続くのかいと、客席からもちょっと笑い声がするくらい。パワーのことを知ったのは、大昔、今井信子さんの代役で出てた時だと思いますが、やっぱり彼すごくうまい。あまり動かないで弾くタイプで、安定した演奏。

ガーシュイン、意外とライブで聴く機会がありませんが、スコットは兄弟でオルガニストで活躍してる地元出身の人(多分)。そのせいか凄い人気で。彼のオルガンは、前にここでサンサーンスの3番を聴いたような。でもオルガニストが弾くピアノってどんなかなあと思ってたのですが、思えばオルガニストって即興が得意。でなぜか、気のせいだろうけどオルガンの音がする(^^;;。軽くて、ソロはかなり自由で楽しい。

でもここで私は集中力切れました。。火の鳥は1945年組曲。かなりきっちりな指揮だなと思いましたが、すごく綺麗で出すところは出す、ほんとヴァシリーみたい。盛り沢山なプログラムで、終わったら10時になってました。

BBC Philharmonic/Storgårds/Tetzlaff - Sibelius, Lindberg

Sat 7 Nov, 2015 19.30- @Bridgewater Hall

Sibelius
Karelia Suite, Op 11
Magnus Lindberg
Violin Concerto No.1
Sibelius
The Swan of Tuonela
Symphony No. 5 in E flat major, Op 82

BBC Philharmonic
John Storgårds Conductor
Christian Tetzlaff Violin


今シーズン2回目のコンサートはBBCフィル。天気大荒れでここのところずっと雨。ここのところ余裕がなくて、こんなで音楽聴けるのかなって思ってたけど、とても良いコンサートでした。これはもちろんテツラフ目当てだけど、プログラム見てみたらそれ以外は全部シベリウス。単純だけど、指揮者もフィンランドの人なので安心できる。期待通り、いやそれ以上でした。今日のは録音してて、後日Radio3で放送されるみたいです。

今日はかぶりつき席なので、カレリア始まると、席のせいかvlnのトレモロと管楽器が明らかにずれてる。でもなぜかそんなことも忘れるほどいきなり情景が見える。のは今年シベリウスの国に行ったばかりだからだろうけど、抑えるところは抑える、かなりダイナミックな指揮。バラード、コーラングレ素晴らし(トゥオネラの白鳥もだったけど)。マーチは楽しいけど軽すぎず、安定した演奏。

テツラフ聴くのは久しぶりだし、しかもこんなところまで来てくれるなんて。プログラムを見たらかなり髭生えてたので、あら?と思ってたら、登場してびっくり。別人みたい(^-^;)。パーマかけて髭もかなり伸ばしている。この人よくイメチェンしますね。ほんと、言われなかったら誰だかわからないくらい。コンサート聴きに行くのは私には視覚的な要素もかなりあるので、あららと言う感じ(しかも最前列でテツラフ目の前だし)。相変わらずで、手首ほとんど動かさないのにうまいこと。すごく難しそうな曲ですが、オケも頑張ってました。なんだかまるで彼のための曲みたい。当然だけど、どんな曲でも自分のものにしてしまうんだなあ。最後までエネルギッシュな演奏で突っ走ってました。でもオケとも良く合ってたし、圧巻の演奏。

トゥオネラの白鳥は指揮棒なしで。後半良かった。また感情が入ってしまったけど、ちょっとうるうるきてしまった。コーラングレもチェロも素晴らしいし、ずっと目を閉じて聴いていた(指揮者かなりうなるし(^-^;)。やっぱりシベリウスはこれだよねえ。カレワラ。

5番は別のところで最近聴いたばかりで、そのときは、シベリウスっていろんな絵の具を重ね合わせたみたいで、それをまとめるのが難しい作曲家だなと思った。今日はそんなカラーも良く出てました。1楽章の終わりすごく速くなって、どこまで行っちゃうの?って思ってたけど、不思議とぴたりと合ってた。さすが。そういえば思い出したのが、この人の指揮で聴いたのが去年のザビーネマイヤーの時にやってたショスタコ4番。あのときもかなりやってて、どこまで行くの?って思った覚えがある。弱音はとことん抑えて、フォルテは厚い音。このめりはりが気持ちいい。かなりお客さん盛り上がってました。

最近ずっと心に余裕がなくて、音楽も家でもほとんど聴いていない。前回と同じだけど、そのせいかかえって心に染み渡る。本当に今の生活(というか仕事)、ちょっと異常な感じで、いつも心がざわざわして落ち着かない。だから、こういう時間はやっぱり必要だよなって思った次第。こういうのがなければ本当に心を病んでしまいそう。

The Halle/Elder - Mahler Symphony No.6

Thu 8 Oct 2015 19.30- @BRIDGEWATER HALL

Mozart Piano Concerto No.12, K414
Mahler Symphony No.6

Sir Mark Elder conductor | Christian Zacharias piano
The Halle


大変ご無沙汰してます。ぼちぼちコンサートには行っていたのですが、書く気力がありませんでした。また、春ごろにとても悲しいことがあり、しかも仕事もとても忙しく、コンサートはおろか、家で音楽を聴く気力もありませんでした。今シーズンのチケットもまったく取ってませんでしたが、これはハレ管からメールが来てたので行こうと思ってました。

オンラインでチケット取ると£2も余計にかかるので当日買おうと思ってたのですが、ホール着いたのが直前になってしまい、ボックスオフィスには学生さんの長い列。スタンバイチケットがあるんだっけ。で一番安いサイドギャラリー(£11)くださいって言ったら、ギャラリーが£3であるけどどうですかって言われて。え?と思ったけど、直前だと安く買えるみたい。全然知らなかった。普通に買うと同じ席でも£30くらいするのに。なんだ。今までまじめに定価(またはサブスクリプションで安く)買ってた。£3だったら行きやすいよな。今度からそうしようっと。

前置きが長いですが、マーラー6番なので、もちろんハンマーが見える席に座らないといけません。でギャラリーって多分初めてでしたが、すごくいい席でした。サイドギャラリーより全然いい席。しかも中央。これで£3なんて超お得。RFHやバービカンのバルコニーという感じですが、それらのホールよりステージが近く、すごくよく聴こえました。ホール新しいし音響がいいせいでしょうけど。
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最初はモーツァルト、楽に聴けます。ザッカリアスは初めてでしたが、あれ、席のせいか、オケのうまいこと(^-^;)。ピアニストはモーツァルト弾きみたいで、ピアノもすごく綺麗。15分くらいの短い曲で、6番の前としては良い感じ。マーラーの最後の言葉は「モーツァルト」だったらしいし。

でいよいよマーラーですが、モーツァルトの時からものすごい数の椅子が並んでる。勿論ハンマーの台も。ほんとばっちり見えるじゃん(いつもはかぶりつきの席とかなので)。この曲、なぜか今まで聴く機会がなく、細かく聴いたこともありませんでした。この曲、ころころ転調するし、2、3、5あたりに似たメロディが出てきては途中で消え、なんだかよくわからん。2楽章すごく美しいのに、だんだん破滅に向かっていくし。エルダーは私ショスタコとかマーラーとか結構好きで、今回もきっといいだろうと思ってました。期待通り。すきなのが2楽章。ふーっとむかーしの記憶が。遠い世界。カウベルとか出てくるとほんと夢の世界ですね。現実じゃない。でも急にがつんと現実に引き戻されるところがマーラー。いろんなことを考えながら聴いてました。

そんなで、あまりよく聴いたことがなかったのですが、最後のほうかと思ってたら、4楽章でハンマーってわりと最初の方で出てくるんですね。2回終わってからの長いこと。でもあの、ハンマーの台のところに奏者が移動して、ハンマー振り上げ、くるぞくるぞっていう時の興奮(^-^;)。思ったより結構な音がしてびっくりしました(周りの人は平気そうでしたが、私かなりうけました)。で2回終わってもまだ続く、長いぞと思ったら、なんだか3回目もありました。これまたびっくりです。
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そんなわけで、最近まったくライブを聴いてなかったので本当に久しぶりで、まるでしばらく水やりしてなかったからっからの植物が、久々にもらったお水をどんどん吸収するみたいに、または空っぽのコップに水を入れたみたいときに、なんだか心に音楽がすーっとしみこんでいく。やっぱり、音楽を聴くのは生きることだと思いました(わけがわからない)。

IMG_2954.jpg


席からの眺めはこんなでした。大所帯。ハンマーの台はカウベルの隣あたりに。

The Sixteen

Friday 14 November 2014, 7:30PM @The Bridgewater Hall

Frank Martin Cantate pour le 1er Août
J.S. Bach Motet, Jesu, meine Freude BWV 227
Martin Agnus Dei from Mass for Double Choir*
Martin Three Chansons: Ode (1931); Petite Eglise (1944); Sonnet (1931)
Fauré Requiem*

The Sixteen
Harry Christophers conductor | The Sixteen | Genesis Sixteen* | Simon Johnson organ


The Sixteenは言わずと知れた大人気のイギリスのChoirグループだけど、ライブで聴くのは初めて。思えば、このグループを初めて聴いたのが、Amazonで「アルバム3枚でxxポンド」とかいうセールをやってて、そこでフォーレのレクイエムのCD(てかMP3)が対象になってたから(笑)。それが偶然というか、今日もフォーレとは。というかフォーレが入ってたから来たというか。オルガニストはSt Paul'sの人みたい。コンソールは舞台上でした。

今日も最前列の席で、ばたばたとかけこむ。あまりChoirは聴かないのだけど、The Sixteenはそんな訳で前から聴きたいと思ってた。Choirなので出入りが早いw。とにかくこのChoir、揃ってて本当に美しくて。目を閉じて聴いてるとほんとに気持ちいい。前の席で聴いてるのでオルガンの音が上から降ってくるし、バッハで登場のチェロもよく聴こえる。プログラムに書いてあった休憩の位置が変更になってたらしく、知らなかった私はあれ?歌詞見ながら聴いてたのにもう終わったの??って思ったら、外に出てみたらアナウンスがスクリーンにあったというわけ(^-^;)。

Genesis Sixteenというのは、Sixteenのトレーニング合唱団みたいな位置づけ(?)で、もっと若い人たちの合唱団(Sixteenもとにかくみんな若いけど)。バッハの後のAgnus Deiと、フォーレはその合唱団も参加。フォーレは私にとって本当に大事な曲で、いつも聴いてるし、今日はオケがなくてオルガン伴奏のみなので、物足りないかなと思っていたのですが、さすがKing of instruments、オーケストラの音が出せるわけで(当然か)、ほんと十分でした。というよりこの曲は(これも当然か)合唱の曲なんだなと。当然両手足しかないので、省略されてるオケのパートもあったけど。オケの音を想像(想定)しながら聴くのもそれはそれで楽しかったし、いつもやっぱりオケばかり聴いてしまうので、オルガンを堪能できたのも良かった。テンポ速めですが(これはCDと同じ)、とにかく美しくて、言葉にしてしまうと陳腐になるけど、本当に心打たれた。最初から心に染みるハーモニーで、全部を丁寧に聴いてた。Pie Jesuのソプラノもangelic voiceで素晴らしかった。昔の(笑)アレッドジョーンズの美しいボーイソプラノも良いけど、こういうソプラノなら良いな。予想外にリベラメでは引っ張ってましたが、Dies irae, dies illaのところの力強さ、ホルンとか低弦に支えられてるわけじゃないんだな。人の声だけでここまでできるのはほんと究極。別世界に行ってた。だけど合唱なのではけるのも早くさっさと退散w。でも私も最後の人が引っ込むまでずっと拍手をしてました。(オケだともっとざわざわして最後まで拍手なんてしないかな、そういえば。)

St. Petersburg Philharmonic/Temirkanov - Liadov, Tchaikovsky, Shostakovich

Tue 4 Nov, 2014 19.30- @Bridgewater Hall

Liadov Kikimora
Tchaikovsky Violin Concerto in D
Shostakovich Symphony No.10

St. Petersburg Philharmonic
Yuri Temirkanov conductor
Leticia Moreno violin


ちょい病み上がりでしたが、久しぶりのテミルカーノフ、しかもショスタコだし行かないわけにいきませんw。配置はvln対向。相変わらず指揮棒なしで手をひらひら。眼鏡は指揮の時だけなんですね。とにかく楽しかった。最初のLiadovから繊細さが楽しめる。チャイコンはソリストが個性的で、うまいのかそうでないのか?、私の好みとは違いついていけませんでしたが、オケはさすが。オケばかり聴いてしまってました。

休憩中に仕事のメール来てるのを見てしまって気がそがれて、せっかくのショスタコの初めが集中して聴けず残念でしたが、大げさですが、そこには私の求めるものすべてがありました。2楽章も究極に揃ってるし、3楽章もすごく速くてどこまで行っちゃうの?って思いましたが、美しくて繊細で、歌いもあり。4楽章のホルンもすごかったし、最後まで楽しめました。アンコールは愛の挨拶、お茶目な演奏でした。ほんといつまでも元気でいてほしい(^^)。

BBCフィル/辻井/佐渡 - アダムス、ラフマニノフ

31 Oct 2014, 7.30pm @The Bridgewater Hall

John Adams The Chairman Dances
Rachmaninov Symphonic Dances
Piano Concerto No. 3 in D minor

BBC Philharmonic
Yutaka Sado Conductor
Nobuyuki Tsujii Piano


仕事かなり大変で疲れ果ててました。。この日はマンチェスターにはこんなに日本人がいたのかと思うほどたくさんの人。ばたばたとまた自宅を出るのが遅れ、いそいで駆け込む。最初の2曲はヴァシリーで聴いたことあるし、このアダムスの曲もよく演奏される。この日は若い人のためのコンサートのスキームの一環だったらしく、そのせいか楽章ごとに拍手が。。前で聴いてたせいかどうもまとまりが。。まあヴァシリーと比べてしまうので仕方がないか。シンフォニックダンスでは佐渡さん踊ってるし、エッジかなり効いてるし、でも歌いは十分だし。とぼーっと聴いていた前半。前の席だったせいか最後の銅鑼がぶわーんと強烈。

勿論目当ては辻井くん。前の方の席だったので弾く姿は見えず、しかもピアノの音だけ聴こえてオケの音が聴こえない。勿論彼の音を聴くために来てるので満足ですが。ピアノだけ練習してるのを聴いてる感じ(^-^;)。オケとピアノがあれって思ったところもあったけど、終楽章の最後の方から急に私も(?)気が入ってきて、涙が出てきた。鍵盤からほとんど指を離さないで弾くのになんであんな強い音が出るのか、それにいろんな音色。前回も(2012年)ここで佐渡さんと演奏するのを聴いたけど(ショパン1番だった)、その時よりもますますオケから信頼を置かれてるのがわかる。辻井くん、終わってすごくいい顔してた。佐渡さんと抱き合ってるのを見て、「のだめ」の千秋先輩の台詞、「それでも俺は何度でもあいつを舞台につれてきたいと思うんだ」(みたいな)を思い出してしまった。そんなことを思ったらすごく胸が熱くなった。お客さん総立ち。アンコールはラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲のあの部分(アンダンテカンタービレ)。これも素晴らしく美しかった。

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プロフィール

Author:feliz2
Concert-goer in SE England.
2013年8月ロンドン近くのBerkshireからLancashireに引っ越しました。→2016年秋からなぜかまたBerksに。

イギリスでのクラシックコンサートの記録です。クラシック音楽が生きる糧。元学生オケのヴィオラ弾き(+ヴァイオリン)。
(コンサートの感想はあくまでも私の主観によるものです。)

*このブログに掲載されている文章・写真を無断で使用することを禁じます。

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